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Bernhards Weißburgunder Spätlese halbtrocken

2020.01.16 13:28

ベルンハルト。ラインヘッセンのワイナリーで古さではトップを競ういくつかのワイナリーのひとつです。ドイツに何回も足を運んで輸入するワイン専門輸入会社の代表が大学の後輩で、彼のワインラインナップの中で見つけました。

ヴァイスブルグンダーというぶどう品種はドイツ語でフランス語でいうところのピノ・ブラン、酸がすっきりとした辛口ワインが多い軽快で清々しいワインになる品種です。そういうワインの中で、シュペートレーゼ・トロッケンというのは残糖分をしっかり残しながらコクと旨味のバランスがしっかり取れた、疲れた精神と肉体にゆっくりじっくり清潔な姿で染み込んでくるそういう存在です。

ワイン通の方々はドイツ以外の国に本物のワインを探します。それはそれで本質から外れてはいません。が、甘口から辛口まである白ワインの宝庫がドイツです。

今はドイツの赤ワイン、特にピノ・ノワール。ドイツ語で同じ品種をシュペート・ブルグンダーと言いますがこちらにもブルゴーニュに負けないクラスのものが出てきています。

世界のワインコンテストでドイツの赤ワインが金賞を取る。そういう時代になりました。

ドイツワインをいただきながらバロックやルネサンス時代の音楽がいいのは当然ですが、ECMの静かに響きわたるアルバムがひたひたと疲れた頭の芯にしみ込んで癒されます。