アルコール
酒は百薬の長と言われていたのは昔の話で
今じゃすっかり百害あって一利なしみたいな扱いになっています。
よくクライアントさんが運動後の一杯の為にトレーニングしている。
みたいなことを言いますが、個人的には物凄く共感できるわけで、
自分でもそういった経験や今も同じことをしてしまう夜もありますw
しかし科学的にはやっぱりアルコールは人間の体には必要ないんですねー
まずアルコールはたんぱく質代謝とホルモンバランスを激しく乱します。
具体的にはたんぱく質合成を抑制する働きがあるそうで全体としてたんぱく質の代謝が
悪化してしまうんです。
これだけでも筋肉の成長には良くないわけですが、さらにアルコールには
たんぱく質の合成を30%も減らすことがわかっているんです。
これはトレーニーにとっては死活問題です。
どれだけキツイトレーニングをしてもその30%は身にならないなんて悲しすぎます。
さらにアルコールは成長ホルモンと黄体ホルモンの両方への悪影響があります。
特に成長ホルモンは脂肪燃焼に必要なホルモンですがこれの働きを鈍くします。
そしてアルコールはストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増やすので、
これも脂肪がつきやすくなる原因になるんです。
ダイエッターは悲鳴をあげたくなりますね。
まぁ、あとは発がんと心疾患のリスクとetc.........
さてどうでしょう、これらのデメリットを踏まえたうえでそれを越すほどのメリットが
アルコールにあるでしょうか?
個人的にはトレーニングした日はアルコールは飲みませんし、
飲んでもハイボール二杯ぐらい。
飲み会の雰囲気は好きだし、疲れたとき、嫌なことがあったときに
酔っ払いたい感覚もわかります。
飲まないと眠れない夜をいくつ越えてきたことか。w
なのでアルコールがどういったモノかを知ったうえで、
ご自身で選択してください。
一度きりの人生、楽しく健康的に生きたいですね。