梅三昧/大塚智穂
6月といえば梅仕事。今年はちびすけのお世話があるので、なかなか思うようには動けない。でも、毎年梅を見かけたら取り憑かれたように買ってしまう。買ってしまったらやるしかない。梅シロップと梅干しは必ず作るのです。
6月9日から愛知の実家へ帰省の予定を入れていたので、その前に何とかやりきるしかない。産直で購入した梅と、無農薬の梅をいただけることになったので、それらを追熟して洗って乾かしてヘタを取り、焼酎で消毒して塩を振り、重しをする。梅酢がしっかりあがりますように…と梅にお願いして、愛知へと出発したのでした。
今回はちびすけと2人で車での帰省。ここぞとばかりに重たいものを運べると思い、お土産のお素麺や醤油、頼まれていた小豆島の梅(10kg)など色々と積んで、いざ!約4ヶ月ぶりの実家へ出発したのでした。
実家では、ちびすけをおんぶしながら家業も手伝い、合間に梅干し(6kg)も仕込むことが出来ました。昨年自宅で仕込んだ梅は、時期を逃してしまい、赤紫蘇をいれない白梅になったのですが、意外とそっちのほうが好きなことが分り、今年の自宅分は白梅だけにしていたので、今回実家用に仕込んだ梅が赤紫蘇入りなので、次回帰省した時に味見できるのが今から楽しみです。
3週間弱の帰省はあっという間に終わり、うしろ髪引かれながらも島へ戻ってきました。我が家の梅もしっかり梅酢が上がっていたので、あとは天気の良い日が続いた時に干すだけ!さあ!夏よ!いつでも来い!!!
大塚 智穂
無農薬の梅を譲っていただきました!
追熟
今年は伯方の塩を使いました。
豆腐屋なので、豆の倉庫で保管します。
しっかりと上がった梅酢。問屋で買ってきた赤紫蘇を塩揉みし、投入!あとは天気の良い日に干してもらうようお願いしたのでした。