2020年1/17の稽古 ようやく始動
たいへん遅ればせながら、
明けましておめでとうございます。
稽古初めは1/5だったのですが、
人生に何度もないような、ちょいとしたバタバタがあり、
ようやくHP更新に辿り着きました。
本年も、宜しくお願いいたします。
お子さまの空手の目的というのは、
ご家庭の方針と重なってくるかと思います。
今、教育に求められているもの。
これからのみんなに求められていくものの中に、
『非認知能力』
というものがあります。
認知能力が、「お勉強ができる」ことだとしたら、
非認知能力は、「生きるちから」「生き抜くための底力」。
それは、勉強の中では得られない能力であり、
人間力の土台と言われています。
非認知能力(土台)が弱い状態で、
認知能力を植え付けようとしても、
どこかでひずみが生じてしまう。
じゃあ、その非認知能力を沢山我が子に身に付けてほしい!!と思ったら、
親御さんがする必要があることはなにか。
幼少時期に早く大人にしようとせずに、
子どもであることを、とにかくたっぷりと認めてあげること。
あなたが大好きだよ。と、
そうたくさん伝えてあげること。
(抱っこしてあげること)
日本人が、苦手とするところでもありますよね。
こどもは失敗してなんぼ。泣いてなんぼ。
失敗する数々を、笑顔で褒めてあげること。
たくさんの「あそび」の中に、
学びをいっぱい仕込んであげること。
などなど。
ぜんぶ「環境」。
その中の環境とは、
当会が何よりも大事にしている
「人」=信頼できる大人がたくさんいて、見守って、受け入れてくれること。
良いことも、そうでないことからも逃げずに、一緒に歩める友だちがいること。
それから、
「場所」=温かく、安定した雰囲気で、定期的に集まれる場所があること。
そして、
「内容」=わかりやすく、小さなステップを超えていけるカリキュラムがあること。
当会が空手道を通して、大切に維持していきたいことは、
それに尽きます。
至って、シンプル。
幼児から大人まで、幅広い年齢の人が集まり、
全員が同じ立ち位置で同じことをするから、
大人が子どもを尊敬しちゃうし、子どもが大人を尊敬しちゃう。
「尊敬されたい」という、かまちょな願望は、
たぶん当会にはありません。(^^)
大人でそれは、めんどくさい。
子どもの成長は過ぎてみれば、あっという間です。
どの成長時期も、長く長く共に歩めるのが空手道の良いところ。
「おやこ空手」をしながら、ポワポワした幼少児が、
自然と社会性を身につけていく過程を、
近くで見ていくこともできます。
どの子どもたちのことも、自分の子と同じように受け入れ、
その成長を一緒に楽しんで、見守って、たまに声掛けして、
「なんかすげーなー。」と思ったら、
「よーし。負けてられるか。」と、
自分も頑張ってくれる大人の方に、
ぜひお越しいただきたいと思います。
基本稽古をお願いした小学生。
大人会議が終わって戻ってきたら、
まぁ本当に、びっくり。
稽古を進める力がまたランクアップしておりました。
「生きる力」の1つが、また伸びた証。
今週、教養の授業のなかで歌ったこの歌。
心がとっても洗われました。
ラララ
虹が 虹が 空にかかって
きみの きみの 気分も晴れて
きっと明日は いい天気
きっと明日は いい天気
2020年、ようやく切り替え、始動です!!