芳根京子、辛い撮影も今はすごく感謝！

映画『記憶屋 あなたを忘れない』の公開記念舞台挨拶が1月18日、丸の内ピカデリーで行われ、本作でヒロイン・河合真希役の芳根京子(22)が、主演・吉森遼一役の山田涼介(26)、弁護士・高原智秋役の佐々木蔵之介(51)、遼一の記憶を失う恋人・澤田杏子役の蓮佛美沙子(28)らとともに登壇した。

本作は、「第22回日本ホラー小説大賞」読者賞を受賞した織守きょうやの小説を実写映画化。大学生の遼一が年上の恋人・杏子にプロポーズするが、その翌日から彼女と連絡が取れなくなってしまう。数日後に再会した彼女は、遼一の記憶だけを失っていた。そこで遼一が恋人から消えた自分の記憶を取り戻すため、人の記憶を消せるという都市伝説的な存在“記憶屋”のことを知り、恋人の記憶喪失の原因を探り、奮闘する姿を描くストーリーとなっている。

芳根は本作の撮影について、「正直辛かったです」と振り返るも、「でも、その辛さがあるから、ちょっとの自信を持ってここに立ててるんだなと思います。すごく負けず嫌いな私としては、監督には絶対に『芳根で良かった！』って思われたかったので、すごく辛かったけど、すごく感謝しております」と平川監督への感謝の気持ちを述べた。

山田は芳根について、「本当に大変なお芝居をしている中、監督が何度もテイクを重ね、それに負けじと何度も良いお芝居を繰り返していく姿勢を見て感動しました」と絶賛した。

芳根は座長を務めた山田について、「本当に中心に立つべき方だと何度も思いました。いろんな記事を読ませていただいて、現場をすごく見てくださっているんだなと撮影が終わってから気付かされました」と絶賛し、「撮影中に私の中身をこんなに見てくださっていたんだなとか、すごく嬉しい気持ちになる記事をたくさん読ませていただいて、あまり面と向かってお礼を言う機会が今までなかったのですが、本当にありがとうございました。ご一緒できて良かったです」と感謝を述べた。

また舞台挨拶では、サブタイトルの『あなたを忘れない』にちなんで、忘れないエピソードを紹介する企画が行われた。芳根は「最近、母から『昨日には感謝、今日には情熱、明日には希望』という言葉をもらいました。すごく素敵だなと思っていたら、いつも通る床屋さんの前のホワイトボードに書いてありました。でも深く納得できる言葉だったので、辛い時や苦しい時が有ってもその言葉を忘れないようにしています」と明かした。

映画『記憶屋 あなたを忘れない』は、全国で公開中！

『記憶屋 あなたを忘れない』

全国公開中！

配給：松竹

©2020「記憶屋」製作委員会