2019年末の沖縄旅、その①(那覇まで)→その②(島添大里城跡)→その③(ゆいレール編①)→その④(ゆいレール編②)→その➄(ゆいレール編③)→その⑥(ゆいレール編④)→その⑦(ゆいレール編⑤)→その⑧(美ら海水族館編①)→その⑨(美ら海水族館編②)→その⑩(美ら海水族館編③)→その⑪(南城市佐敷小谷集落)どうぞ。
前回の南城市佐敷小谷集落から下界を見下ろした時に気になったものがありました。
① それはバスがたくさん停まっているこの施設です。
② 小谷集落から県道137号線に下りて津波古交差点方面に向かって歩いて行くと、左側にその施設が見えてきました。
③ クリームに緑とオレンジの帯。東陽バスです!
④ こちらは『東陽バス馬天営業所』なんですね。東陽バスの沖縄南部の拠点になります。
⑤ 並んでいるバスの中でものすごく気になった車両が一台ありました。
⑥ それは右側の車高の高いバスです。このフェイス、私が子どもの頃に走っていたバスによく似ている!
⑦ この車両の正体は『730バス』と言います。このバスこそ沖縄の「歴史の生き証人」とも言える重要な存在なんです!
⑧ 1,000台以上導入された『730バス』も今生き残っているのはわずかに2台で、そのうちの1台がこの東陽バスだそうです。貴重な生き残りのバスをこの目で見て、カメラで記録することができたのは「交通の神」の思し召しか!
このバスは相当に老朽化が進んでいるため毎日の営業に就くことはできません。しかしまったく動かさないと錆びついてしまうので、現在は「動態保存状態」だそうです。具体的には日祝日のみ191系統のバスに充当されて走っているんですって!
古さを感じさせないほどピカピカに整備された「730バス」。できるだけ延命していただいて、次のチャンスには実際に乗車してみたいと心から思いました!
これで2019年末の沖縄旅のレポートはお終いです。長きにわたりお付き合いいただきまして誠にありがとうございました <(_ _)>