ホロン(相似)の視点で人類を捉えるシリーズ 2ndシーズン 第2回目
執筆者:Pyon
ホロン(相似)の視点で人類を捉えるシリーズ セカンドシーズン第2回目@人類に対しての具体的な変革提案 ①〝統治システム〟
未来が見えるね研究所・研究員 Pyonの〝ホロンの視点で人類を捉えるシリーズ〟。
当シリーズは一部のコアな読者の方に(のみ?)響く形?ですが連載を続けさせて頂いております。
さて、前回の記事から今回までの間にも、メディアでは第三次世界大戦のキッカケにならないかと心配されたイランとアメリカの軍事攻撃の応酬がありました。
いま地球に住んでいる、生態系の頂点に立つ人類なのですが、〝たった一人の利己的な大統領の判断のもとに〟今回もまた結果としてアメリカからの攻撃を恐れた(恐らく)一人の軍人が咄嗟に取った〝反応〟で、ウクライナ発の民間旅客機が撃墜され、多くの大切な命が一瞬にして奪われてしまいました。
人類は一体いつまで、この様な狭い意識の状態のもと、同じ〝一人の大きな人間〟の身体の一部を成す同胞同士で殺し合えばいいのでしょうか
一体いつまで、こんなことを続ければ気が済むのでしょう…
今の世界で起こっているのは、分別の出来ない利己的な狭い意識のごく僅かな統治者たちの〝一つの決断〟によって、同じくまだまだ意識の狭い他国の統治者たちが受ける〝恐怖〟が引き金となり、世界戦争が起こりうる状況になっているという事実です。
そんな現状を人類は変えないままでいいのでしょうか?
もう一度繰り返しますが、今の世界(人類)は、ごくごく一部の意識の狭い統治者の利己的な駆け引き判断のもとに、世界が危険に晒されてしまう現状の統治システムで仕切られていて、経済も回っています。
たった一人の大統領の考え一つで世界が緊迫した状況になってしまう統治システムの時代。
それも私は〝変える時が来た〟と捉えます。
それは何かと言えば、
その『 統治システム 』そのものをです。
今の時代の現状の〝たった一人の利己的な大統領の判断のもとに〟世界の人類並びにこの地球上の全生命=命 が奪われかねないというこの現状の〝政治判断の仕組み(構造)〟を変革する時が来たということです。
世界の統治システムは時代とともに変わって来ました。
そうなんです。
〝選挙で誰を選ぶか〟で選挙に行きましょう!の次元ではなく、〝統治システムそのもの〟を変える時が来たのではないかということなのです。
しかし振り返れば、〝統治システムそのもの〟も時代とともに変化して来た、させて来たのが人類の歴史です。
大昔は腕力の強い者がその社会(世界)を仕切り、次の時代には領土やお金を沢山持った資本家が…
その流れで今の時代もお金を沢山持っている資本家は今の社会に多くの影響を与えています。(共産圏の国でも実際のところ、上で述べた様な人たちがそれなりの影響を与えてますね)。
人類の未来を俯瞰的に捉えると、今の時代の統治システムも今後よりもっと優れて卓越した統治システムを築き上げるまでの成長の過程の統治形態の一つであり、それもテクノロジーの進歩と同じ様に人類はアップデートする必要があると言うことです。
ではどの様に今の時代を象徴するこの統治システムを変えて行けるでしょうか?
ここに人類は最大の知恵を絞り出さなければなりません。
しかしそれにも…
ホロンの概念は答えを導いてくれます。
そう、私たち人間は、何度も言いますが、
〝一人の大きな人間〟= 地球人 を構成している細胞の一つ一つ、一人一人だと捉えられるのがホロンの視点。
そのことに人びとが気付く時、このホロンの概念がまた本当に〝統治システム〟の面にも適応することが出来るということに気付くと同時に、ということは
逆に今の統治システムを続けて行くことには大変なリスクが発生するということも理解されて行くでしょう。
それはつまり、
人類(という一つの身体)を統治すべき〝細胞〟はどんなタイプの細胞(人間)でしょうか?
ということです。
答えを言います。
それは〝脳細胞〟です。
イラストACジャパン イラストスターさん
つまり、これからの人類の未来は、
脳を司るべき資質を持った細胞(群)たちに、地球人の脳のポジションについてもらう様にして行く必要があるということ
脳細胞に叶う素質を持った細胞たちにそのポジションについてもらうということ
これが、次の時代に向けて、人類が〝整えて行くべき選択〟ということになります。
次回は、この今回の投げ掛けをさらに深めてお伝えしたいと思います。
今回も長文にお付き合い頂きありがとうございました。
未来が見えるね研究所 研究員 Pyon