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はじめての胃カメラ体験。

2020.01.20 11:50

検診の為、胃カメラと胃のエコーを体験してきました。


胃の検査は、ずいぶん昔にバリウムをのんだきり、確実に15年は検査をうけていないかと思われます。


思えば、20代だった頃、はじめてのバリウム体験は散々でした。


ドロドロの白いペンキのようなバリウムを飲み、なおかつ自然にでてくるげっぷを我慢しつつ、係の方の指示通りに動くというミッションは、なかなかハードルが高く。


げっぷを抑えつつ、右の左の角度がこうとか指示に合わせてカラダを動かして、もうろうとしてる状態で、ベッドにしがみついて、グルングルンまわるあれって、もうアトラクションか罰ゲームとしか思えないし、しかも指示通りになかなか動けなくて、時間ばかりが経過して、終わる頃には、へろへろでした。


2度目だったか、バリウム前に躊躇していたところ、「気分悪いですか?」ときかれて、「はい」と答えたら、バリウムスルーできたのです。


そこから、バリウムスルーを覚えて

以来、一度も検査をしていませんでした。


きっと、今はバリウムも研究されて、飲み口もよりサラサラで〜とか、レモン風味で〜とか改良されてるんでしょうか‥


さて!そんなバリウム検査は、渋谷区の検診で無料クーポンがついてました。扶養の検診でも検査項目に入っていました。


今回は、ちゃんと検査してもらおうと、スルーせずにバリウムするか、胃カメラかということで調べました。


胃カメラは、渋谷区の検診だと年齢で胃カメラも選べたようです。わたしの年齢だとバリウムオンリー。扶養の健康診断だと、年齢や組合、指定医療機関によりますが、オプションや別料金での変更等もできるようです。


また、『胃カメラ』にもいろいろあって、意識の有無。

カメラをどこから入れるか、口から、鼻からが選べました。


口からは、カメラが大きめだけど、鮮明に画像がとれる。また、「おえーっ」てなりやすい。鼻は苦痛が少ないけど小さい分、画像の質がおちるとのこと。


わたしは鼻の穴も小さいし、寝てる間に終わる方が良いので、口からの寝てる間に終わるバージョンを選びました。


昨年体験したオペで、全身麻酔を経験したので、ハードルは低かったです。


とはいえ、『はじめて』は何かと不安はつきもの。


いろんな人に「胃カメラのんだことある?」ってききました。


バリウムキライという方は多くて、

「バリウム飲んだら検査引っかかって、二次検査は胃カメラを飲まなくてはいけないから、最初から胃カメラを飲むのがよいよ!」

という意見や、

「ずっと胃カメラだよ、寝てる間に終わるから楽勝!」

という人も。

あとは、わたしみたく

「ずっと検査してない」という人もいました。


やっかいだったのは、病院の口コミをみたら、「胃カメラがヘタクソだった」というものです。そこが検診の病院の口コミでしたので、さすがに行くの躊躇しました。


よくよく調べると、その病院は、意識があるバージョンの検査のみでしたので、そこは却下。

人がやることなので、うまい下手あるだろうけど、それはしんどいなと思いました。


結果、胃カメラ専門の病院を調べて検診に行きましたが、年内は予約でいっぱい。また、ポリープが見つかった際は、その場で切除が可能な為、安静にする時間が必要とのことでした。


調べてみてわかったのですが、こんなに内視鏡検査の専門の病院があるとは知りませんでした。『無痛』というやつですね。


実際にやってみた感想は、あっという間!というか寝てる間におわりました。


終わってからしばらく、そのまま休ませてもらいましたが、(爆睡してた)それでも最初は少しフラフラしましたので、ご自身での車の運転は注意が必要ですね。


やったことは、何かの注射と

検査前に、紙コップ1杯のお薬をのみました。すこーしとろみがあり、かすかな塩レモン風味。これは、楽勝でした。


続いて、氷の麻酔。

これは、面白かったです。


「苦いお薬なので、コーヒー味にしてるんです」と看護師さん。

見た目は、家庭用の『製氷機1個分』の茶色の氷。

喉の麻酔でした。


苦味は漢方で慣れてるし、むしろ好きなんだけど、コーヒーのがニガテ!

「コーヒー飲まないけど、他の味はないですか?」と聞いてしまいましたが、ないそうです。


そんなコーヒー味の氷のお薬でしたが、

こちらもノープロブレム。なかなか美味しかったです。コーヒー飲めなくても大丈夫なコーヒー味。昔懐かしいコーヒー味のアイスみたいなのでした。


そんなかわいい氷の麻酔でしたが、徐々に効いてくる。歯科の麻酔みたく感覚がなくなっていきました。


氷なのも良いんでしょうね。

よくできてます。


唯一、しんどかったのは、薬のエネルギー。

胃カメラ前の全部の処置がおわってから、徐々に気持ち悪くなりました。


検査当日、お水だけは飲んでもよかったのですが、朝から飲みそびれてしまい、何も取らずにお薬だったので、それだけは後悔しました。


何んにも考えずに炭酸水しかもってきてなくて、聞けばよかったのだけど、「げっぷが出やすいから飲んだらダメだよな」と勝手に判断して、水を飲むのを我慢していたのです。


これには、お薬を飲んだ後に、「しまった!」と思って看護師さんにきいて、少しお水を飲みました。(お水をとりすぎると検査に時間がきるんだそう)


このお水の件と、ブレスを忘れてしまったことが、今回の唯一の反省点。


帰宅してから、しこたまエネルギーデトックスワークをしましたよ。


そうそう、はじめて見た胃の内部の写真は、美しいピンク色でした。


中がみれると、益々愛おしくなってくる内臓です。


普段、ほんとよく頑張ってくれてるなと感謝の気持ちが湧き上がってきました。


もっと、大切にします。