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王子が岳を歩く

2020.01.20 15:37

正月をずらして兵庫の実家へ夫と帰省してきた。その帰り道に岡山を経由。山歩きがてら児島の王子が岳の山頂にあるカフェbelkへと向かった。渋川海岸の近くにある登り口から遊歩道があって、片道1時間と気楽に登れる。登り始めからすでに、瀬戸内海がパッカーンと広がり眺めが良くて最高。

面白いかたちをした岩も多くて、ボルダリングしてる人もちらほら見かけた。どうやらこの岩は花崗岩だそう。山頂は標高235メートル。小豆島の山から見る景色とよく似ているけれど、ちがうのは瀬戸大橋がいつもより近くに見えること。


3連休の最終日もあってか、山頂へ着くまでにはたくさんの人とすれ違った。なかには犬を連れて歩いている人もいた。山頂に着き、belkを覗いてみるとあいにくの満席。 5組ぐらいの後に名前を書いて、あたりを散策して待つことに。belkを出てすぐ隣の丘から見える景色も絶景。ここの丘はパラグライダーの発着場だったりもするそう。

そうこうしているうちに入店の順番がまわってきた。もう3時も回っていたのもあってかお菓子類は売り切れ。私はホットコーヒー、夫はホットのレモネードを頼んだ。全面ガラス張りの店内の正面には丘から見たような絶景が広がっている。景色を主役に内装はシンプルで店内のBGMもとても心地良かった。多分、haruka nakamuraがかかっていたんだと思う。過去にはここでharuka nakamuraやトクマルシューゴのライブもあったらしい。本当、場所を最高に活かして使われている。

山頂で、ガスバーナーでお湯を温め、持ってきたコーヒー豆を挽き、自分たちでコーヒーを淹れるのも山歩きの楽しみだったりするけれど心地のいいカフェで淹れてもらうコーヒーを目指して歩くのも、たまにはいいかも。

さぁ、帰って来たらまた日常が戻る。「納豆と白ごはんが一番美味しいわ」とか言って、洗濯物干したり、散らかった部屋にうんざりしたり、鹿の鳴き声聞く日々を過ごしながら、たまにお洒落して友達とお茶しに行く。そんな日常が現実で、それがまあまあ幸せ。

また、たまに気持ちのいい場所に遊びに行こう。