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他の人の仕事だからわからない!関係のない仕事に対して指摘を受けたり質問をされて困ったら

2020.12.18 10:02

自分の仕事とは関係がないのに怒られてしまって

関係がないゆえにどうすることも出来ずに

気分が悪い、そんな状況のときに悩んでしまった経験が筆者はあります。


仕事だからもちろん、会社と言う枠ですべて関係はありますが

担当業務の領域の話です。


職場で誰かに用事があってその人の席に行こうとすると

別のメンバーもその人に渡すものがあって

「ついでに」渡してと頼まれたり

伝達役として代わりに伝えてと頼まれることって頻繁にありますよね。


その際に別のメンバーから頼まれた内容を伝えると

なぜか関係がないのに怒られたり詰められたりした経験ってありませんか?


仕事は当事者意識が非常に大切と良くいわれます。

他人事ではなく自分の仕事として取り組むことで初めて本質を見て深い仕事ができます。


仕事であれば任さられた以上は自分の仕事であって

「頼まれたから」は通用せず、自分の評価に影響します。


やらされているだけの仕事ではダメだよと言われることがある場合は

相手に対してその「自分の仕事として取組む姿勢」が見えていないことが多いです。


どこまでを自分で進めて良いかが難しく

相手がどこまでを求めているかにもよりますが

それは確認をして線引きをすると初めて見えてきます。


何も考えずに自分の考えで!と言われている場合は

具体性にかけるので

そのように言うこと自体で満足しているために

「自分で」進めた場合もその場その場でマウントをとる目的の発言で振り回されてしまうこともあります。


それは仕事がやりやすい環境ではなくて

本来あるべき当事者意識の効果を実現できる環境ではないでしょう。

本来の自主的な仕事が出来る人にとっては、より評価される環境がきっとあります。


話は戻りまして

今回のようなケースは「仕事」と言えるのでしょうか?


書類をついでに渡しいたり代わりに伝えるは

「おつかい」みたいなもので

行動の目的は「届ける」ことにあります。


届けた時点であなたのミッションはクリアになりますが

何故文句を言われたり

「言っといてください!」と強く言われるのか?


たまたまその書類を持ってきたから

立場的だったり人柄ときて言いやすい人だから〜

いやいや、そもそも直接話してください。

それに尽きます。

そしてまた文句の伝達をしなければいけなくなり

わかりやすい板挟み状態になります。


こんな状態になるのは

その二人があまり話したくない関係にあるか

受け手がそもそも噛みつくタイプの人で

頼んできたメンバーが関わりたくないか

という人間関係が理由の場合が多いですが


組織的にも問題もあります。


誰がどの業務をしているか共有できていないんです。


それは担当業務が見える環境ではないとも言えますし

誰が何をしているかわからない状態です。


なので「持ってきた」という事実からでしか判断が出来ずに

とりあえず指摘をするという結果になるわけです。


そうすると、関係がなく全く内容を知らないのに何で私が?と不満を持ってしまい

実際に不満を言うと炎上したり「仕事の主体性が~」と始まったりと

全く救われない状況へと悪化していきます。


別のメンバーの担当している仕事の内容ですので

中途半端に知っていることを話すと余計にこじれてしまって

より深く巻き込まれてしまうので何も言わないことが得策です。


発言には責任が伴いますので、相手はその時点で「知っている」と認識します。

共有がされていないような小さい業務や突発的な業務ほど周知は疎かになってしまいますので、そういったケースでは更に発生しやすいです。


組織である以上は業務は分担していて、それぞれの担当領域や権限の範囲があり

更には上司部下の関係からレポートラインがあって正しい報告の流れのもとで成り立ちます。


そういった構造の意図を理解をしないで

感情だけで行動してしまう人は、上記のように誰かを困らせます。


これらの出口の見えない板挟みへの対策は

そもそもそういった頼まれごとを受けないことが一番ですが

それも難しいと思いますので

前置きをしっかりとすると良いです。


保守的な話にはなりますが、自分がわからないことには首を突っ込まないほうがもちろん良くて

「何かわかりませんが〇〇さんからです」と前置きをしたり

「頼まれたのでもってきましたが、担当外なので何かあれば〇〇さんにお願いします」などで防ぎます。


何でも自分で解決をしようとしても難しいのが仕事ですので

後味悪く余計なストレスをため込まないためにも

回避することはもちろん重要なんです。


だって、知らないんですから仕方ないですし

本人たちで本当は解決する問題ですから。


巻き込まれても何も解決しませんしできません。

立ち向かうとただ印象だけが悪くなり100%損をするだけです。

(そういったネガティブ面を見れたというのも、先を考えると自分のキャリアを判断するための材料として一つ重要ですが)


その結果でも文句を言われたり

ましてや頼んできたメンバーから

「なんで?」と嫌な顔をされたりしたら(一定数います)

それこそお願いをしてきた本人の当事者意識の問題であって、あなたに非はありません。


その上でそういったコミュニケーションが日常的な環境だと割り切って、板挟みを覚悟していくか

どうしても我慢できないのであれば

意味がわからない無駄なコミュニケーションの少ない別の環境を探していくことが得策です。


相手が都合の良いときだけに「当事者意識」などの刺さる言葉を盾に使ってくる場合は

中身が伴わないことが多くて

あなたの責任とさせてコントロールしたいだけなのかなと思ったこともあります。


噛みつく人も近いものがあるのでしょう。

みんな自分がやりやすい状況を作ろうとするのが会社であって

その手段も様々です。


過去に上手くいったりした手段が攻撃的なものであったからその結果が今も続いているので

今後も変わることは期待できずに

同じような思いをしてきた人が過去にそれぞれ選択(退職など)をしてきたのでしょう。


そういった状況に対して

自分自身がどのような選択をしていくのか?

それは多くの人がしてきた内容なのか?自分だけのものなのか?

選べるのが社会人の特徴でもあります。


嫌な人っていますし嫌な状況は絶対にありますが

起こるべくして起きる内容と

本来は起こらなくてもいいものがあって

どちらかによってもやるべきことは変わってきます。


まずは「本来」どうあるべきなのか?を考えることから始めてみて

その先に自分自身がどうなるのか?どうなりたいのか?が課題となって働く上での軸ともなります。


その場でイライラするだけではなく一つの機会と捉えてみるだけでも気は楽になりますし

その先の方向性が決まればやることもわかってきて余裕を持った対応が出来る様になります。


どうしたもんかと悩んでしまっていたら、是非参考にしてみてください。