ボランティア活動の感想文が学校新聞に!
バンクーバーの親子留学プログラムに参加してくれた四年生の男の子が寄稿した作文が、昨日学校のニュースレターに掲載されました。
以下全文、引用します!
バンクーバーでの農場ボランティア
僕はこの夏休みに、カナダのバンクーバーに行きました。そこで学校の友だちに誘われて、有機農場でのボランティアに参加することにしました。僕が参加してみようと思ったのは、父が植物工場でレタスなどの野菜を作っているので、野菜のことに興味があるからです。
ボランティアには、三家族で参加しました。まず、みんなで農業用のピッチフォークやシャベルなどを使って、雑草を取りました。そんなに広い場所ではなかったけれど、暑かったので、雑草取りがとても大変に感じました。雑草を取っている間に、ミミズもいっぱい見つけました。
次に土をならして、種を植えました。僕はレタスの種を植えました。僕の植えたレタスの種が成長し、レタスになって、バンクーバーのマーケットで売られると思うとわくわくしました。
農場での作業が終わった後、みんなで育っているいる新鮮な有機野菜を食べさせてもらいました。ズッキーニ、にんじん、スイスチャード、レタスなど、どれも洗わないでそのまま食べました。僕は日本では、絶対ににんじんやズッキーニを生で食べませんが、そこでは食べられました。生の野菜はみずみずしくて、ゆでた野菜とは味が違いました。
二日後、その農場で作られた野菜を売っているマーケットにも行ってみました。僕は農場で働いている人の苦労少しだけ知ることができました。でも作った野菜をおいしく食べてもらうことがうれしいということにも気づきました。日本でもそのようなボランティアがあればやってみたいです。
今までは、ボランティアは、地震があったところなどで、人を助けたり、手伝ったりすることだと思っていたので、僕にはできないと思っていました。だけど、今回の経験で、自分にもできるボランティアがあると分かったし、人の役にも立てたので、うれしかったです。今回のボランティアの経験を生かして、3年後の東京オリンピックで英語を使うボランティアがあれば、ぜひ参加してみたいです。(引用おわり)
とても素敵な作文を書いてくれて、私たちも嬉しいです。彼は、ボランティアの最後に、スタッフの用意してくれた本を「俺、この本知ってる!読める!」とすすんで読み聞かせをしてくれました。その積極性には、心の中で拍手喝采でした!せっかく日本でイマージョンスクールに通っているのだから、こういう場で英語力をどんどん発揮してもらいたいです!
ボランティア文化があまり定着していない日本ですが、子どもたちがこういう経験を積み重ねて、ボランティアに対してのハードルが自然に下がっていくといいなあ、と思います。そのためにはまず、親がその場を提供することが必須です。これからも、そういう場を積極的に探していきたいと思います。