ホロスコープをどう読むの?①
こんにちは☆
占星術家の美波(みな)です。
今日、
リーディングの方のチャートを読んで、
色々プリントアウト&書き込みをしていたら、
旦那さんが、
紙が何枚もあるのを見て、
「そんなにいっぱい見るものあるの!?」
と驚いていて(笑)、
私にとっては普通なんだけど、
そうか、これは多く感じるものなのか!
と面白い発見だったので、
私の「ホロスコープの読み方」を回数わけて書いてみたいと思います。
もしかしたら、
占星術を「占いだ」と思っている方だと、
よりびっくりするかもしれないですね。
占星術は複雑です。
複雑というか、
いろんなものの掛け合わせで読んでいくものなので、
何月生まれの人はこう。
何日生まれの人はこう。
とそれだけで読むものではないんです。
まず、
基本はなんといっても、
出生図(ネイタルチャート)。
生まれたときの星の配置図のことです。
これは、
*生年月日
*生まれた時間
*生まれた場所
から、
実際その日、その場所から見た星の配置を割り出し、
平面上にしたもののことを言います。
すべてこれと組み合わせて読んでいきます。
ベースのベースです。
(サインはこういうマークで示されます↑)
ここから組み合わせて読んでいきます。
まずは、この組み合わせ。
◇天体(太陽・月・水星etc...)
×
◇サイン(牡羊座、牡牛座、双子座etc...)
天体は、太陽からはじまり、月や水星といった、
太陽系の天体のことを指します。
サインというのは、
牡羊座から魚座までの12星座のことです。
一般的に使われているのは、10個の天体なので、
単純計算で、10×12=120通りの組み合わせがあります。
私はここは、もうワンセットな感覚で
ひとつにまとめます。
つまり、
天体×サイン=「ひとつの概念」
とここの時点である程度、
イメージをざっくりまとめます。
そして、ここからさらに2つを掛け合わせます。
◇天体同士の角度(アスペクト)
◇天体の入っているハウス
360度の円の中に点在している天体たちは、
いくつかの角度で結びついていると考えます。
それがアスペクト。
私の場合、基本は以下をみます。
*0度(コンジャンクション)
*180度(オポジション)
*90度(スクエア)
*45度(セミスクエア)
*51.26度(セプタイル)
*72度(クインタイル)
そうなんです。
ある程度知っている人なら、あれ?と思うかも(笑)
わたし、あんまりソフトアスペクトは見ませんw
すごくタイトなものであればみるし、
その場合ハーモニックというものもみます。
(これはまた今度)
一応はチェックするけれども、
「それがその人の人生を動かすものになるか」
と言われると、違うかなと思っているのでそこまで重視していません。
ソフトに絡んでいるので、
お話していて、
「あ、この天体も結びついているな」
と認識する程度。
その代わりといってはなんだけど、
マイナーアスペクトはキッチリみます。
複雑になるので書かなかったけど、
2倍、3倍になるアスペクトもみます。
(バイクインタイルとか、トリプルセプタイルとかね)
そして、ハウス。
これも1~12まで分割してある、
「天体の活躍場所」みたいなものなんですが、
ゆる~くみます(笑)
アングルと呼ばれる、
生まれた時の東の地平線上=アセンダント、
反対側のディセンダント。
天頂のMC、天底のIC。
この4点は重視しますが、それ以外のハウスはやんわりとみます。
なぜならば、
ハウスの区切り方というのは、
いろんな方法があるからです。
基本はプラシーダスという手法を使っているのですが、
それが「絶対だ」とも思っていないので、
ちょっとゆるめに、
偏って天体が入っている場合などはガッツリ、
あとはお話しながら、
ケースバイケースで引き出すポイントです。
シンプルに書こうと思ったのに、
少し複雑になってしまったかな!?
基本の出生図は、
◇天体×サイン
◇アスペクト
◇ハウス
これらを組み合わせて、
可能な限りその人の
「傾向」
「パターン」
の特徴を見ている感じです。
「その人」がどんな視点をもっていそうか。
「その人」がどんなもの大事にしていそうか。
「その人」がどんなことに苦手意識を持ちそうか。
出来る限り、
そこを大切に見るようにしています。
でも出生図は超基本で大事なんですが、
これはあくまで
骨組み。
まず、さっくりとこれらを読むことから始めます。
ここから次のステップに進みます~☆
それはまた次回かきますね。
私のようにやや偏っているチャートもあれば、
バラバラな方もいます。
一見バラバラで、
他の要素は固まっている人もいらっしゃるし、
本当にチャートは千差万別。
全く同じチャートができるのは、
約2万年後といわれています。