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買収の原資か・・・河井前法相夫妻「選挙資金」1億5千万円!

2020.01.22 22:01

 週刊文春 2020年1月30日号 


 【転載開始】


 ■買収の原資か 

 河井前法相夫妻「選挙資金」1億5千万円の 

 「入出金記録」を入手した

  公選法違反(運動員買収)の疑いで 

広島地検の捜査を受けている 

河井克行前法相(56)と 

妻の案里参院議員(46)の政党支部に、 

参院選の前に合計1億5000万円が、 

自民党本部から振り込まれていたことが 

「週刊文春」の取材でわかった。 

現在、捜査対象となっている運動員買収 

の資金は、これらの政党支部から支出さ 

れており、「違法買収」の原資となった 

可能性がある。 自民党幹部によれば、

一候補に1億円を 超える選挙資金が提供

されるケースは異例中の異例だという。 


  河井陣営の金満ぶりは、当時から広島 

県内で話題になっていた。  


 「案里事務所はタウンメールというビラ 

のポスティングを公示前から複数回やって 

いたが、1回あたり1500万~2000万円ほど 

かかるのに、なぜあんなに何回もできたのか。 

菅義偉官房長官が演説に来たときは駅から 

数百メートルにわたって看板が立てられる 

など、とにかく物量が桁ちがいでした」

 (自民党広島県議) 


  それを可能にしたのが党本部からの資金 

提供だったのだ。  


 「目下、広島地検は違法買収を可能にした 

克行・案里両事務所のカネの流れについて 

徹底的に調べています。押収資料の中には、 

党本部から大量のカネが次々と入金されて 

いた記録もあります」 

(捜査関係者) 


ウグイス嬢への“日当3万円”を示す内部文書  


 捜査当局はすでに通帳や経理担当者の 

メモなどを多数押収しているが、その中 

でも決定的な書類がある。 

事務所内で共有されていたとみられる 

“入出金記録”だ。 

小誌が捜査関係者に接触を繰り返し、ついに 

入手したその写しには、驚くべき数字が並ん 

でいた。  


〈【第七】4月15日 15,000,000 

      5月20日 30,000,000 

      6月10日 30,000,000 

 【第三】6月10日 45,000,000 

      6月27日 30,000,000〉

当局が注目する“入出金記録”  


 第七とは自民党広島県参議員第七選挙区 

支部のことで、代表者は案里氏。 

一方の第三は、克行氏が代表を務める自民党 

広島県第三選挙区支部。 

つまり夫妻の政党支部に、参院選前のわずか 

3カ月間で計1億5000万円が振り込まれて 

いるのだ。 


 「党本部のお金は幹事長マターだが、河井 

陣営に1億5000万円も投下したのは安倍首相 

の強い意向があってこそ。克行氏は安倍首相 

に近く、長く首相補佐官を務めていました。 

広島選挙区で安倍首相と距離のあった自民党 

候補・溝手顕正氏に比べて、明らかに案里 

候補に肩入れしていました」 

(自民党関係者)  


 「週刊文春」の取材によれば、溝手氏に 

党本部から提供された選挙資金は、案里氏の 

10分の1だったという。



2枚に分けられたウグイス嬢の領収書 


 河井夫妻それぞれの事務所に聞くと、 

「法令に従い適正に処理し、その収支を 

報告書に記載し報告する予定です」 

とそろって文書で回答した。 


 1月23日(木)発売の「週刊文春」では、 

河井克行氏が案里氏の選対の実質的トップ 

だったことを示す証拠LINEや、これまで 

まったく報じられていない新たな運動員 

買収疑惑、4名の秘書軍団を広島入りさせ 

るなど安倍首相がいかにして案里氏を当選 

させたのか、などについて、5ページに 

わたって詳報している。


 【転載終了】 

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 捜査対象がどこまで行くのでしょうか?  


 個人的な遺恨で、首相たる地位の人間が 

特定の対立候補に肩入れし、膨大な選挙 

資金を提供するとは器の小さい人物です。 


  検察は現職総理美手を突っ込めるのか? 


 安倍の名前が出てきたのだから、いっその 

こと、過去の悪事もすべて立件したらどうか。