#TikTok と #グローカル と #西田昌司 #週刊西田
グローカル(=グローバル+ローカル)の商売が勝ち残る訳
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Tik Tok成功の理由
グローカルなプロモーション。Tik Tokそのものはアジア圏各国で流行しているが、どのようなスタイルのビデオが受けているかは、各国の文化によって異なっている。
例えば、日本では若い女性の「元気」「可愛い」といったテイストのビデオが人気だが、中国では意外に多いのが家族でのビデオ。お年寄りから子どもまで一緒に撮って、腕だけのダンスをするというビデオが割と多い。恋人が二人で腕だけを使った手振りのダンスというパターンも多い。また、タイではやや大人目の女性と男性が、バラードっぽい音楽でゆっくりと踊るというビデオに人気があるようだ。
このような流行は常に変化をしていくが、流行はグローバルではなく、ローカルなものだという点がポイントだ。
流行を交換する。グローカルなプロモーション
そこで、字節跳動には、各国ごとのチームが存在し、毎日、担当国でどのようなテイストのビデオが流行っているかをウォッチしている。そして、A国で流行ったビデオを共有しあい、B国のチームがそれをプロモーションしていくという作業をしている。
例えば、Duraダンスと呼ばれるテイストのビデオは、中国で最初に火がついて、それから日本やタイでプロモーションをしたところ、人気となった。それだけでなく、中国で背景音楽に「ショートカットの女の子」「愛しているのは君」という2曲に人気が出たのを、インドネシアチームが目をつけ、インドネシアでプロモーションをしたところ、この2曲は中国語の曲であるのに、インドネシアで人気の曲となったという。
つまり、ローカルで起きた流行を、他国に移転することで、次の流行を生み出しているのだ。
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「"グローカル"成長戦略で利益を生み出す」西田昌司×滝波宏文ふるさと創生対談 VOL.3
グローカル(=グローバル+ローカル)の商売が勝ち残る訳