「桜を見る会」廃棄されたはずの内閣府資料あった!
毎日新聞
【転載開始】
■「桜を見る会」
廃棄されたはずの内閣府資料あった
2014~19年の招待者数も公表
2020年1月21日
内閣府は21日、首相主催の
「桜を見る会」を巡り、規定の保存期間
が過ぎ、廃棄対象だった2011~13年の
関連文書が残っていたことを明らかに
した。
参院予算委員会の与野党筆頭理事に報告
した。
14~19年の招待者数の内訳を記した文書
も新たに示した。
これまで招待者数の概数しか説明していな
かった。
いずれも内閣府総務課が、紙媒体で
ファイルにとじて保管していた。
立憲民主党など野党は廃棄対象文書が存在
していたため、政府が既に廃棄したと主張
する「招待者名簿」も残されている可能性
があるとみて追及している。
11~13年の関連文書は、開催要領、
飲食物提供などの委託業者との契約書、
決裁文書、他省庁への依頼文書など。
この後に開かれた野党の追及本部ヒアリング
で、内閣府の担当者は
「保存期間を経過し、廃棄していると考えた。
廃棄を前提に対外的に説明した」 と述べ、
国会で誤った説明をしたことを 認めた。
そのうえで
「きちんと探さずに対応してしまった。極め
て不適切だった」と陳謝した。
野党議員は
「(同じファイルに)招待者名簿もあるのでは
ないか」
とただしたが、担当者は「明確に否定する」と
答えた。
菅義偉官房長官は21日の記者会見で、内閣府の
ずさんな公文書管理について
「確認不足で、不適切な対応だ」と指摘したが、
「公文書管理法に反する取り扱いではない」
とも述べた。
新たに判明した14~19年の招待者数の内訳
を示した文書によると、19年の会の招待者数
は1万5420人。
「各界功績者(総理大臣等)」と記された欄
の招待者数は8894人だった。
政府がこれまで、約1000人と説明してきた
安倍晋三首相の推薦枠、約1000人としている
副総理・正副官房長官の推薦枠、約6000人の
自民党関係者の推薦枠がここに含まれている
とみられる。
「各界功績者(総理大臣等)」は、15年は
7385人、16年は7605人、17年は7595人、
18年は9494人と増加傾向。
特に、18年は前年より1899人も増えていた。
増加分の多くは安倍首相の推薦枠の可能性も
ある。
18年は自民党総裁選が行われ、首相が総裁3選
を果たしていた。
【浜中慎哉】
【転載終了】
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これからも、いろんなものが出てきそうですね。