Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

台湾いとしこいし

2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY1-4 お寺だらけの北端の集落、橋仔聚落。

2020.01.24 09:55

「戰爭和平紀念公園主題館」の見学を終え、またバイクで来た道を空港方面に戻っていく。帰りもやはり、下りの坂が急すぎて怖い。平地に戻るとホッとするわ。

さて、次の目的地は、空港に続く道をそのまま北上した突き当りの村「橋仔聚落」。出発前に見た写真では、昔ながらの建物が残ってる素朴な集落という印象。

ビジターセンターでもらった地図を頼りに、バイクを走らせる。何度も言うが、当時はスマホにネットサービスをつけていなかったから、地図と標識が頼りなのだ。

とはいえ、ほぼ道なりに進めば問題なし。心配なのは快調に飛ばしすぎて通り過ぎないかどうかだけ。

空港を越えて、街を抜けると、ほぼ何もない山の中が続き、一番高いところまで登りきると、今度は北側の海が見えてきた。

そのまま下り、山道が途切れたところで「橋仔村→」の標識。えぐい角度の坂を下り、突き当たりの公民館のようなところの横にバイクを止めて散策開始。

ここまでたぶん、20分かかってないと思う。

写真は撮ってないけど、現地の歴史や昔の生活の様子を展示した漁業展示館もあった。

公民館的な建物と商店の間の向こうにお寺の屋根が見えたので、見学に向かう。

お寺から降りていくと、またお寺があった。

その隣もまたお寺で、このお寺は階段で海まで降りられるようになっていた。

振り返ると3つのお寺でひとつのお寺のような風景になっていた。

3つのうち2つは海に向かって開いた入口があるのに、一番下のお寺は白い壁が海に向いてるのは、なんか意味があるんだろうか。

まわりは小さな砂浜がある入り江になっている。今は何もないような場所だけど、大昔は島で一番栄えた場所で1000人以上の人口があったそう。全然想像できないわ。

あと、ここは北竿でお寺の密度が一番高い場所なんだそうで。これは納得。見渡したらお寺が目に入るしね。

なかなか興味深い風景だった。これで晴れてたら、もっときれいだったろうなあ。

出発前に、目に入った甘味の屋台で胡麻あん入り芋団子と緑豆の冷たいお汁粉をいただいて休憩。

お昼まだなのでお腹は空いてたけど、お昼は次の目的地で食べたいと思っていたので、ここは軽く休憩のみ。感動するほどおいしいわけでもないけど、ほっこりした。

さてさて。

さっきもポタっと雨粒が当たったけど、マジでもうすぐ雨が降りそう。雨が降る前に、急いで次の目的地に移動しよう。



2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY1-5へつづく~