Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

台湾いとしこいし

2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY1-7芹壁聚落③蛙さんに囲まれたお寺、芹壁境天后宮。

2020.01.27 04:21

カフェを後にして、芹壁集落で一番有名なの道教のお寺に向かう。

カフェを出てすぐ右の階段の入口に緑の獅子。

ひょうきんな表情で、沖縄のシーサーに似てる。よく見たら左のにはお腹に子供を抱えていた。なんちゅーキュートな!

階段を上がったところが目的の「芹壁境天后宮」だ。

お廟もやはり石造りで、屋根のパステルカラーのオレンジと水色のラインがカワイイ。

入口前には今度は石の獅子が守りを固めていて、入口上部には黄色のお魚が泳いでるのが海のお寺な感じ。

ここは清代の1873年に建設が始まった台湾の中では古刹のお寺。新しく見えるのは、戦後の1979年にも改修工事があったからのようだ。

主神は海の女神である天上聖母、媽祖(まそ)。配神には臨水三夫人(陳、李、林)、威武將軍、通天府二郎神のほかに、鐵甲將軍が祀られている。

で、面白いのが最後の鐵甲將軍さん。こちらの神様は「蛙神」でいらして、馬祖でしか見かけない神様なんだそう。

どんな神様なのかは不勉強で存じ上げないのだけど、とにかく重要な神様らしく、境内を振り返れば、あちこちに蛙の像が目に入るほど。

本堂の前に立つと、手すりの上に蛙さんたちが海に向かって座り、お寺を守護している。

なんか可愛い。

先ほどの亀島も目の前。村も見渡せて、とてもいい眺めだ。

これで晴れてたら、きっと本当にすごい地中海チックなんだろうな……何回も言うけど。どんより曇ってるのが残念ね。

本堂にお参りしてみると、中の壁画はとても古いもののようだった。

何処もいちいち絵になるなあ。

本堂わきには小さい池と、つやつやの蛙の石像が安置してあった。

こちらは日本でもよくやるように、お賽銭を池に入れるような感じだった。

やっぱり、世界各地どこでも、こういうとこにはコイン入れたくなるのかしら。

とっても可愛いお寺のお参りの後は、お寺のわきの路地から、村の路地裏散策にでかけてみよう。

2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY1-8へつづく~



芹壁境天后宮

住所:連江縣北竿鄉芹壁村53號