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黒稜山岳会

正月の赤岳~権現岳~編笠山縦走

2019.12.31 15:00

【日程】2020/01/01-03
【メンバー】高田(単独)
【レポート】
令和2年正月三が日に念願の赤岳~権現岳のキレット越えを目標に決行!!

1月元旦

10:20美濃戸口~11:20美濃戸山荘~13:30赤岳鉱泉

今日は赤岳鉱泉までの入山なのでゆっくり出発で良かったが、電車が混むのが嫌なので始発で行く。茅野9:25分のバスで美濃戸口へ、バスは10人ほど乗車だ。

美濃戸口を出発してすぐに道路が凍結、早速今回のために購入したチェーンアイゼンを装着、すごい!しっかりグリップし雪のないところも気にならず歩ける。

のんびり歩いて赤岳鉱泉到着。19800円の値段に惹かれ購入した“重く、ガサバルお一人様用キャンパーテント”を張り、鉱泉小屋で味噌ラーメンとビールで入山式を挙行した。

阿弥陀岳が朝日に光る!!

  

正月2日

6:20赤岳鉱泉~7:15地蔵尾根分岐~10:00赤岳~12:00キレット小屋~15:00権現岳~16:30青年小屋(冬季小屋)

ヘッデンを忘れてしまったので明るくなってからスタート!自分のペースで歩き地蔵尾根の稜線までは意外と順調にこなす。稜線からは赤岳、阿弥陀岳がカッコイイ! 

強風に吹かれバテながらも赤岳山頂へ、人が多いピークから先の様子を確認しているとうっすらとトレース跡が・・これはもう行くしかない!(常に敗退の言い訳を探しているもう一人の自分に勝った!!)

慎重にガレ場をトラバースしたり下降したり巻いたりしながら2時間かけてキレット小屋へ、小屋に寄らず尾根通しの方が体力を使わずに済むのだが小屋を見たかった。きれいな小じんまりとした小屋でテン場も整備されていました。

ここからは更にバテバテになりながら一歩ずつ進む、進んではハアハア止まるを繰り返しはしごへ。はしごは恐怖よりバテの方が勝り、淡々と登ることができた。(よかった~)

超バテたが何とか権現岳到着、やったー!あとは下にみえる青年小屋目指しスパートだ。

青年小屋冬季小屋は最初少なかったが、結局10人ほどになった。

八ヶ岳ブルーに映える阿弥陀岳、中岳、赤岳

権現岳が雄々しい!!


正月3日

5:30冬季小屋~6:30編笠山~9:40富士見スキー場入口~12:50信濃境駅着

ヘッデン忘れているのでランタンの明かりで回りに気を使いながらパッキング。

もう5時過ぎのはずだが暗いなかの出発!ランタンの明かりが頼りだが雪が少ないせいか岩の間に足を何度も取られ、もがいているうちに静岡の若者3人に颯爽と追い抜かれたよ。

編笠山は相変わらず強風でガスっていて展望なし。すぐに富士見スキー場に向け下山。

途中結構人が上がって来たが車を置けて手軽なのが受けているのかな?

スキー場入口の交差点で濡れ物を乾かしたっぷり休んで信濃境駅で山行を終了した。

ビール飲みたかったが店がやってない。(ない?)がっかり。

こうしておじさんは帰りも各駅停車で・・(甲府の乗換え3分でビール買いました!!)

記録=25期 高田