健康あってこその人生。
なんと。
齢37歳にして、リウマチになってしまった。
痛みの始まりは、昨年5月のGW。朝起きたら突然に、だった。
状態としては、ムスカの「目がぁ!目がぁ!」を「指がぁ!指がぁ!」に変換してもらったら分かりやすいかもしれない。あんな感じで痛かった。
左手人差し指から始まった痛みは徐々に進行。肘・膝・両足指各所に広がって今に至る。痛みが出始めて暫くは「リウマチ......ではないと思われる」と言われ続けたが、いよいよ昨年12月に検査を受け、つい先日検査結果が出た。結局リウマチだった。あらら。
暫くは服薬治療で経過観察をすることになり2日前から薬を飲み始めているけれど、一体どうなることかしら。おかしな副作用などが出ないことを祈ってる。
なぜ突然にこんなことを書いているかといえば。
昨夜から今朝にかけて急に痛みが増した。あまりの痛みの激しさに「なんなんだこれは」とネット検索をしていたら、リウマチ闘病について綴られているブログを見つけたからだ。同じ年代の方で、食事・運動・入浴についてなど病気のための様々な取り組み、同じような境遇の方々との交流も見られるブログだった。「ほほぅ」と思った。
ブログには「書きたいこと」ではなく「読みたいこと」を書くとよい、とどこかで聞いた。これまであまりピンとこないセオリーだったが、その意味がなんとなく分かった気がした。わたしのリウマチと過ごす日々が、この世のどこかの誰かのためになったなら、これから痛みと過ごしていく時間も多少なりとも報われやしないか、などと思ったりしたのであった。自分自身にとっても、アウトプットすることが事態の把握究明に於いて大きな意味を持つであろうから、今後も綴っていきたい所存である。
というわけで、今回はここまでの時点でリウマチについて分かったことを記しておこう。
知っているようで知らなかったことがあるかもしれない。興味が湧いたら読んでみて欲しい。少なくとも、わたしはリウマチという単語は知っていてもどんな病気であるかなんてことは知らなかったし自分には無関係の事として知ろうとも思わなかった。ましてや自分が罹るなんてことは、ゆめゆめ考えもしなかったから。
◎リウマチは自己免疫疾患と総称される病気の一つである。
⇒自己免疫疾患とは、本来は自分を外敵から守ってくれるはずの免疫が、何らかの事情で誤って自分自身を攻撃し壊してしまう病気。自分で自分を攻撃するという点で、癌も同様に挙げられる。
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わたしはリウマチ=骨の病気か何かかな?(しかも簡単な病気)くらいにしか思っていなかったので免疫系の病気だと知って素直にビビった。なんだか大層な響きなように思えるし、大変そうな気がするじゃない??わたしだけかしら。自己免疫疾患の病気として同様に挙げられるものに癌がある、とか言われたもんだからますます震え上がった(笑) が、リウマチは癌ではない。大丈夫。
◎女性(30~50歳代)が罹りやすい。
これも驚き。勝手なイメージでご高齢の方の病気だと思っていたら、想像以上に若い年齢域で罹る病気であった。同じようなことを思っていた方も多いのでは?「リウマチ」と言うと、大抵「まさかその歳で?笑」というリアクションが返ってくるから。女性に多い理由は明確に提言はされていないものの、女性ホルモンの関与があることから、ということらしい。
◎原因は、実はあまりよくわかっていない。
出た。これは一番困るやつ。笑
体質的にかかりやすい人、というのもあるらしいが良くわかっていない。一応、原因として挙げられるのは「ウイルスの感染」「過労」「ストレス」「喫煙」と幾つかあるようだけれど、決定的なものは無いそうだ。因みに、遺伝性もあまりないそう。母親にリウマチであることを告げると、すぐさま「うちにはリウマチなんていない」と騒ぎ出したので、関係ないと強く言っておいた。ただ、遺伝のとの深い関連も見受けられる説もあるようなので、100%関連性無しとは言い切れないのも事実。このタイプの病気は中々厄介そうだなと思う。
◎リウマチの症状
リウマチは全身の炎症性疾患であり消耗性疾患とも呼ばれており、関節炎や関節変形をはじめ、微熱、貧血、だるさ、眼病、食欲不振に体重減少など、様々な症状がある。人によってその日毎に、関節痛以外にも様々な症状が現れる、というわけだ。
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以下、自分症状を少々。
リウマチの症状として一番に挙げられるのは、朝の強張り。例に漏れずわたしも同様の症状がある。朝、起床時はとにかく痛みフルマックス。一日の始まりは、痛み&強張りとの戦いから。まず、布団を握る持ち上げることが出来ないため、布団から出ることが第一の課題となる。(翻って、夜布団に入るのも一仕事だったりする。)そんな時は、男士に介助・励まされながら起き上がる様子を脳内再生し、気持ちを奮い立たせ心を慰めながら過ごしている。とにかく、何でもいいから鼓舞させないと一日を寝て過ごすことになるため、個人的には、朝一発目にどう過ごすかが中々重要なのである。生理も痛みに関連していると感じる。生理が始まったと同じタイミングで、痛みとだるさが急に強まったから。眠くはないけど、ひたすら寝てる。そんな状態。他、天気にも左右されている気がする。実際、気圧が下がると身体が膨張、それによる弊害は「気象病」と呼ばれている辺り、関連性ありだと思っていいのかもしれない。
◎おくすり
今回3種類の薬が処方され、ここでまた新たに気付かされたことがあった。お薬カレンダーの必要性である。これまで薬を常用する機会も特になく、丈夫で健康を取柄に生きてきた身としては、食前食間食後くらいの認識しかなかったので、カレンダーと薬があまり結びつかなかった。服用方法やタイミングが細かく決められたのは今回の処方が初めて。服用開始後すぐに「なるほど。カレンダー要るわ。」と思った(笑)1日おきに、とか。この薬の服用から2日後に、とか。覚えてられない。分かりやすい管理の必要性を痛感したので、早速用意しようと思う。
◎副作用
ステロイド剤を服用するのだが、有名なのは「ムーンフェイス」。今朝、2回目の服用を済ませたけれど、今のところそれはまだ見受けられない。これから長く服用していくと出ることもあるのかもしれない。正直、これと肌荒れが一番嫌だ。今感じている症状には、喉が腫れているような感覚がある。挙げられている症状の中に「空咳」「息切れ」とあるので、この辺に引っかかるような症状が出ているのかな?と思っている。
◎リウマチは寛解する
※寛解:全治とまでは言えなくとも、病状が治まって穏やかであること、だそうな。
現在の医療では、服薬治療で3割の人は寛解、7割は改善の実感を得るに至るとのこと。これは朗報。治療中の副作用の方が大変そうだなという印象。とりあえず、現段階では薬で和らいだ実感は皆無(むしろ、強まってない?という状況)なので、引き続き症状を観察していきたい。
◎日々やると良いかもしれないこと、他
1)安静と運動の良いバランス。これは言うまでもない。
2)朝の強張りは温める。夜のジンジンするような痛みは冷やす。が良い。
朝は湯船につかると良いそうな。朝からゆったりバスタイムとは、なんと優雅な生活だ(笑)
温めるも冷やすも、どちらが有効でNGなどということは無い。本人が心地よいと思える方を選択してよいとのこと。前々から結構迷っていたことだったので、これは、お医者さんに明言してもらって良かったことNO.1である。
3)喫煙は厳禁。わたしは非喫煙者なのであまり関係ないが副流煙は要注意だ。
4)お酒は程々。禁酒でないようなので、これまで通り程良くいこう◎
◎公的保障の対象になりうる
「身体障がい者手帳の交付」「介護保険制度の利用」「医療費による税金控除」など、様々な対象となる(かもしれない)医療・福祉制度があるので、自治体の窓口に相談しにいくとよろしい。わたしは行ってみようと思う。
◎最後に
病気は何でもそうでしょうが、誰でも罹りうる病気であり早期発見早期治療がカギなので、おかしいな?と思ったら、なるべく早く病院へ行き、できるだけ積極的に検査をしたい旨を伝えた方が良いなと思いました。わたしもとっとと検査をしていれば、もっと早くに分かっていた且つ無駄に職歴を汚さずに済んだはず。(就いた仕事を2か月で辞める羽目になった)
我慢は、無駄です。
断言していい。
さっさと病院にいきましょう。
以上、今回はこの辺で。また何か新しい情報が入ったら綴る所存。特に、公的保障対象の件辺りは、個人的にも気になるところ。この分野については初めての領域だから、勉強だと思って色々聞いてみたいと思う。
月子
あってよかった、刀剣乱舞。
嬉しい時も辛い時も、どんな時も、わたしの日々は彼らとともに。
楽しみは大切だ!