パワーメーターをノルディックランニングで!
ランナーのランニング力の計測は、長い間「聖杯」と見なされていて、とらえどころのないものとされてきました。それがこのランナーのパワーメーターである『STRYD』というデバイスにより、運動強度を正確に測れるようになったそうです。
自転車競技ではもはや常識となっているパワーメーター(以後、PMと表示)は、人がペダルによって自転車に与えた動力を表示する計器の事です。心拍計が内外的条件に左右されるのに対し、PMは無慈悲に出力(ここでは人力が与えた仕事量・ワット)のみを表示するのでトレーニングの目標値、トレーニング効果を評価する尺度など、またはその人の運動レベルなどを判断するのに使われます。
そのPMがついにランナーにも必須機器になる兆しが出てきました。未確認情報なのですがSUUNTOがサポートトレイルランナーの何人かにこの『STRYD』をここ2、3日で配っているようなのです。(データはStrydと同期しているスポーツウォッチやスマートフォンに送られる仕組みで、通信にはBluetoothとANT+を利用しており、スマートフォンはiOSとAndroidの両対応。スポーツウォッチは、SUUNTOのAMBITシリーズやMagellan eXploristシリーズなどで利用できるそうなのでEPSONやGARMINにこのところ遅れをとっているSUUNTOが動いているのでしょうか?)
これが何を意味するかといえば...自転車選手にとってもはや常識であるトレーニングデータを遠く離れた(あるときは海外の)トレーナーに送り、分析してもらい、個々のトレーニングメニューを組んでもらい、途中、アドバイスを貰い、能力アップをはかれる。というのが可能になるのです。
そして、ノルディックランニング的にも(笑)、上記の事は可能になっていくと思われます。
追記、実際にPMをノルディックウォーキング・ランニングで使ってみましたが...ポールにも計測器をつける必要性を感じました。
https://www.stryd.com