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心ときめく!ものづくりに浸るひととき。ワークショップ体験ができるお店3選

2020.01.31 12:50

まだまだ寒い日が続きますね。

外に出かけてショッピング…もいいけれど、たまには暖かいお部屋の中でまったりと「ものづくりワークショップ」を楽しんでみてはいかがでしょう?

今回は、長岡京市内の「自分だけのオリジナルアイテムが制作できる」スポットをご紹介!

自分へのご褒美に、お友達と、家族と…心ときめく体験をしてみませんか?


ご紹介店舗

◆アイシングクッキー専門店 四つ葉のクローバー

◆手芸のお店 いとへん

◆草木染め 松家MATUKA


SNS映えもバッチリ!アイシングクッキー体験 四つ葉のクローバー

可愛くてカラフルなクッキーはお土産にも最適

可愛い形と甘い味覚で思わず笑顔になってしまう「アイシングクッキー」は、今や大人気のスイーツ。シンプルなクッキーの上に色とりどりのデコレーションをほどこせば、目も口も幸せになっちゃいます。自分で美味しく食べるのはもちろん、お洒落なプレゼントとしても最適!

でも1人で作るとなると、どんな準備をしたらいいの?アイシングの色はどうやってつけるの?そもそもアイシングって??と疑問がいっぱい!

そこでアイシングクッキーの作り方を、プロから学べるワークショップを行っているお店にやってきました。

それがここ「四つ葉のクローバー」です。

2018年7月にオープンした「四つ葉のクローバー」は、今里大通りから少し入った場所にひっそりとたたずむ、隠れ家のようなお店。

オーナー自らがデザイン、ペイントした可愛い四つ葉のクローバーの看板が目印です!

ガラスの扉を開けると、真っ先に飛び込んでくる可愛いアイシングクッキーの数々!

お花や動物、ハートなど、様々な形のカラフルなクッキーがお出迎えしてくれました。

ギフト用に数枚セットになっているのもあるので、子どもや友達へのお土産にとても喜ばれそうですね。

この日は、節分が近いこともあって、もじゃもじゃ頭の鬼さん型クッキーも並んでいました。


「可愛い」がたっぷり詰まった店内で、基礎から丁寧に教わるアイシングクッキー


オーナーの藤尾さんは、神奈川県などでパティシエをされていた経歴の持ち主。

数年前に可愛くて美味しいアイシングクッキーを専門にしたいという想いがつのり、長岡京にお店をオープンされたそうです。

昔から可愛いものが大好きだということもあって、店内はまるでお菓子の家のようなメルヘンな空間。

クッキーはもちろんのこと、並んでいる雑貨も思わず手に取りたくなる可愛さでいっぱいです。

今回は、アイシングクリームの作り方から、着色、ペイントの仕方までをしっかり学べる「アイシングクッキー基礎レッスン」のワークショップに参加しました。

基礎レッスンは1人からでも参加可能ですが、今回はママ仲間達とわいわい作ります!


用意していただいた特製レシピに沿って、材料を混ぜていきます。まずは乾燥卵白と水を混ぜて、クリームの基礎作りから。

お菓子作り初心者としては「乾燥卵白というものがあるんだ!」と最初のステップから勉強になりました。

卵白と水を馴染ませている間に、アイシングクリームを入れて絞るための「コルネ」作りに入ります。

透明なシートをくるくると巻いて絞り袋を作るのですが、これがなかなか難しい!!

「うまく巻けません~!」と苦闘しながら、ようやく一つ作りあげると、ほっとした達成感が。

絞るクリームの種類ごとにコルネが必要なので、たくさん作らなければなりません。これは練習あるのみですね!

卵白液が馴染んだら、いよいよふるいにかけた粉糖を混ぜます。

ハンドミキサーも使いながら混ぜていけば、ツンと角の立った真っ白なアイシングクリームが完成!

今回はピンクと白で様々な模様をペイントをしていくので、出来上がったクリームを半分ほど別の容器に移して、ピンク色に着色していきます。

藤尾さんの絶妙な加減でみるみる優しいピンク色に染まっていくアイシングクリーム。


レシピや本を見ただけでは分かりにくいさじ加減が、実際に触れて体験できるのも、ワークショップの良いところ。

その後も、水を加えて固さを調整したものを数種類作ってコルネに詰めれば、いよいよクッキーの上に描いていきます。


プロの技を目の前で見ながら、教えてもらえる貴重な経験

ハートのカーブに沿うように、コルネの先からアイシングクリームを絞りだします。

藤尾さんの魔法のような技を見せて頂いた後に、チャレンジしてみるものの、慣れない手つきと緊張でラインはガタガタ…。

次は頑張るぞ!と意気込みながら、白とピンクのアイシングクリームを使って、カフェアートのようなハートや、マーブル模様、ドット柄など様々な描き方を教えて頂きます。


「お菓子の家に来たみたいだね~」とわいわい話しながらアイシングを進めると、気づけばラスト1枚に!最初はガタガタだった線も、少し滑らかに描けるようになった…かな?

幸せな香りに包まれながら、あっという間にワークショップの時間が過ぎて行きました。

出来上がったアイシングクッキーは、ケースに入れて持ち帰ります。

幸せなひと時が、家に帰ってアイシングクッキーとのティータイムまで続くなんて、嬉しいですね。

仲間とわいわい楽しめたアイシングクッキー作り。

今回はアイシングクリームから作る「基礎レッスン」コースでしたが、このほかにもクッキーの上にアイシングをして好きなだけデコる「体験教室」コースもあるそうです。


素敵なお菓子アートが楽しめるアイシングクッキー。

これからますます人気が出そうですね!

(人気講座のため、講座の申し込みは5月以降になります。ご了承下さい。詳しくはブログやインスタグラムをチェックしてみて下さいね)


◆今回体験した内容◆

アイシングクッキー「基礎レッスン」コース

おひとり:2,300円(税抜) ※要予約

所用時間:90分~


店舗INFORMATION

アイシングクッキー専門店「四つ葉のクローバー」

長岡京市今里樋ノ尻1-19

075-957-3127

営業時間 10:00~18:00

定休日 火曜日・不定休

https://ameblo.jp/48harinezumi

https://www.instagram.com/48kyokofujio/?hl=ja


寒い季節は毛糸が恋しい!「いとへん」で手芸の魅力にどっぷり

織り機であったかスヌード作りに挑戦!

毛糸を使った手芸…と聞くと編棒を使った編み物を連想する事が多いかと思いますが、なんと「織り機」を使っても素敵な作品が出来てしまうんです!今回はまだまだ寒い季節に大活躍してくれる、スヌード作りに挑戦してみました。

手芸初心者には編み物ですらハードルが高いのに、織り機なんてどう扱えばいいの!?とドキドキしながら向かったのは、長岡京市役所にほど近い、ロングヒルの中にある「いとへん」。

まるでフランスの田舎の街並みに飛び込んだかのようなプチ・ショッピングモールを進んでいくと、白い窓枠の向こうにカラフルな毛糸のディスプレイが見えてきます。それが今回スヌード作りのワークショップを体験する「いとへん」です。

扉を開け、暖かな印象の店内へ。ふわりと柔らかい毛糸が所狭しと並べられているのが目に飛び込んできます。

かごの中や棚に無造作に置かれている毛糸の一つ一つがとてもお洒落で「こんな毛糸で何かを作ってみたい!」と、さっそく心が踊ります!


お店の奥はひときわ明るい作業スペースになっていて、壁一面に珍しい毛糸たちがまるでずらりと並んでいます。今回のスヌード作りも、この中の「ポップコーン」という糸を使いました。名前を聞くだけで楽しい作業になりそうな予感がしますね。



初めての織り機体験 一段ずつ織っていく丁寧な「手しごと」に癒される時間


オーナーの前川さんは、原毛屋スタッフ、手づくりマーケットなどで作家活動をされた後、2014年に「いとへん」をオープンされました。「手を動かすことによって、自分だけの、たったひとつのお気に入りを見つけて欲しい」そんな想いがたくさん詰まった店内は、前川さんが厳選した手芸材料やハンドメイド雑貨が並んでいて、眺めているだけで心が癒されます。

今回は、5種類の毛糸を使って「千鳥格子のざっくりスヌード」ワークショップを体験しました。縦糸は、事前に前川さんにお願いをして張って頂いたので、横糸を決められたポジションに沿って通していきます。

まずは、簡単に織り機の説明から。今まで全く縁の無かったものなので、初めて聞く単語ばかりでしたが「いよいよ作るんだ!」という気持ちも高まってきます。

説明が終わると、いよいよ作業開始です!「シャトル」と呼ばれる木製の板に毛糸を巻くのですが、一見簡単なようでなかなか難しい!けれど前川さんの優しいフォローでなんとか巻き終われば、ほっと思わず安堵のため息が。このシャトルを織り機に通す事で一段ずつ織り上がっていくのですから、これからしばらくの間、大切な相棒です。

今回のスヌードは、横糸に2種類の毛糸を使っているので、一つ目の糸を左右一回ずつ通した後は、別の糸を左右に通して…と交互に何度も繰り返します。

上糸、下糸もポジションも変えないといけないので、間違わないようにシャトルを握る手にも思わず力が!

最初はおっかなびっくりでぎこちない動きをしていたシャトルですが、織れた段数に比例してだんだんとスムーズに。トントンと打ち込む音も軽やかになっていきます。

途中で「休憩をどうぞ」と持ってきて下さった温かいハーブティーにほっと一息つきながら、織物の楽しさに自然と笑顔がこぼれます。

センスの良い店内に、静かな空気。そこに小さく響く織り機の音。非日常な空間が、とても心地よい時間を演出してくれます。

10cmほど織っては巻き取り、また織っては巻き取り…を繰り返しているうちに、ようやく目標の長さまで到達。織り機から外せば、丁度首を一周するくらいの織物が完成!

最後の糸処理はオーナーの前川さんに手伝っていただいて、輪っか状に形が整えれば「できた~!」と感動もひとしお!

手芸初心者でも、こんなに短時間で「自分だけの宝物」が出来るなんて、とても素敵な経験ですね。

「手芸を通して御縁をつなぎたい」と仰っていた前川さんの言葉通り、このワークショップを通じて、もっと毛糸に触れてみたい!と思うようになりました。

「いとへん」では、織物のほか編み物などのレッスンも随時行われているそうなので、詳しくはホームページでご確認下さいね。

今まで編み物や織物にあまり縁が無かった方はもちろん、何か手芸をしてみたいという方も、この冬「いとへん」で御縁を繋がれてはいかがでしょうか?


◆今回体験した内容◆

ざっくり千鳥格子のスヌードを織る会

おひとり:4,000円(税抜)材料費、お茶付き ※要予約

所用時間:2時間半~


店舗INFORMATION

「いとへん」

長岡京市開田3-3-10 ロングヒル1F

営業時間:平日 10:30~17時  土日祝 11~17時

定休日:不定休

https://itohen.wixsite.com/itohen

◇いとへん の紹介記事はこちらもご覧ください



自然素材で腹帯が大変身! 竹が香る鮮やかな草木染

昔の人も、こんなに鮮やかな色に身を包んでいた!?草木染めの美しい世界


草木染、と聞くとまず藍染を思い浮かべる方も多いかと思いますが、その他にも竹、ビワの葉、玉ねぎをはじめ自然界の雑草、木々など、普段よく目にする植物を使っても、素敵な草木染が出来るんです!


天然の染料を使った染物は、大昔から今に伝わる大切な伝統工芸。大河ドラマで活躍する武将達が身に着けていた着物も、こんな色だったのかも!?そんなロマンを抱きながら、草木染を体験!

今回のワークショップを担当して下さったのは、普段は会社員をされていらっしゃる松家MATUKAさん。2018に草木染を学ばれ、2019年秋から本格的に活動を開始。普段はイベント等で草木染体験を行われています。

今回は長岡京市役所からほど近い、ロングヒル内のANTENAで体験を行いました!


まずは草木染で鮮やかに染め上がった作品たちを見せていただきました。

竹、玉ねぎ、びわの葉…。そして雑草として認識していたセイタカアワダチソウも、こんなに鮮やかな色を出してくれるなんて!と驚きの連続。

「凄く綺麗な色ですね~!」と感動の声が出てしまいます。

草木の染液を混ぜれば複雑な色も表現可能で、ますます世界が広がります。

また「絞り」の技術を取り入れることで、一色でもさまざまな表情が楽しめるように。

ビー玉を包むように輪ゴムで括った「ビー玉絞り」や、横線が出るように輪ゴムで括った「ライン絞り」など、簡単な行程で一気に華やかな印象になります。


大切な想い出はいつまでも側に置いておきたい!腹帯がおんぶ紐に生まれ変わる!?


『長岡京の名産品・竹から美しい黄色が!』

今回は、長岡京市の名産にちなんだ竹を原料に染色をすることにしました。

染める布は「腹帯」。妊娠中に戌の日参りで頂いたはいいけれど、出産後は箪笥の片隅に…と出番が無くなっていたものをリサイクル!

(本当は納めなければならないのですが…)

綺麗に染め上げた後は、おんぶ紐として再び大活躍してもらう予定です。


染料が染み込みやすいように、事前に松家さんが下処理をして下さった腹帯の長さは約5m。なが~い布をシンプルに染めるのもいいけれど、より華やかになるように「絞り」の下処理を施してみました。

端をくるっと括ってみたり、ビー玉を包んでみたり。

どんな模様になってくれるのか楽しみにしながら、腹帯を水に濡らします。

ぎゅっぎゅっと絞ったあとは、いよいよぐつぐつと煮出した竹の汁の中へ!

「竹」が原料だと聞くと、黄緑色の液になるのかな?と思っていたのですが…。

なんと!予想に反して黄色っぽい液です。

一見、茶色にも見える染液ですが、布をつける時間や液の温度によって色も変わってくるそう。白い布が一気に薄い黄色に染まります。

しばらく浸けておくと、だんだん黄色が濃くなってきます。その代わり、さっきまで濃い色をしていた染液が少し薄くなってきて…。

染液の色が布に移ってきているんですね。ですから、何枚も染める場合は、最初と最後に染めた色の濃度はずいぶん変わってしまうそうです。

うーん、草木染、奥が深い…。


自分好みの色に染まったら、取り出して水洗いをします。

こうすることで余計な染液が落ちるそうです。

さて、絞りはどんな風に出来上がったかなとドキドキしながら輪ゴムを外すと…素敵な模様が!!

やった!大成功!!と子どものようにはしゃいでしまいました。


ほんの少し手を加えただけで、パッと目を引く柄が鮮やかに布を飾ってくれていました。

後は、外に干して乾かします。

あっという間に染めることができた草木染ですが、これも松家さんが入念な下準備をして下さっていたからこそ!

植物から抽出する染料ということで、色にも温かみがありますね。

身近なもので染色が出来るから、道端で見つけた、あの花、この葉っぱならどんな色が抽出できるだろう?と想像を広げてみるのも楽しいかもしれません。


今回体験した草木染めですが、2月6日(木)にワークショップが開催されます。

竹とインド茜を使って腹帯をリメイクします。

後日、染めた布を使って「おんぶ紐」の講座も予定されているそうなので、気になった方は今すぐ、子育てママたちへの情報サイト「ママパスポート長岡京」のホームページをご覧になって下さいね。

◆今回体験した内容◆

草木染ワークショップ(サラシ)

3,500円(税込)※レッスン代、サラシ購入費込

所要時間:2時間


◆主催INFORMATION◆

ののはな草木染アカデミー認定

ワークショップインストラクター

松家 隆子


▶会場としてお借りしたANTENAについては、こちらもご覧ください。


こころ温まるひとときをあなたに


3種類のワークショップを体験しましたが、どれも心に残る時間を過ごすことが出来ました。

日常の慌ただしい時間を少しの間忘れることが出来る「ものづくりワークショップ」。

この冬、楽しんでみてはいかがでしょうか?