旅行:Puebla(プエブラ)
こんにちは。色々と話題があるのでどんどん書いていきます。
今回はプエブラ旅行です。
11月に家族(母・妹)がメキシコまで来てくれました。そこでReynosa --> Monterrey --> Playa del carmen/ Cozumel --> Puebla/ Cholula/ Val'Quirico -->Reynosaという行程で旅行しました。この中でまだ記事の無いPuebla についての記事です。過去にCholula旅行の記事で少しPuebla については触れましたが、改めて触れていきましょう。
まず場所です。
プエブラ(Puebla)はプエブラ州の州都でメキシコシティからバスで2時間ほどの場所にあります。今回はカンクンからの移動だったので、飛行機でプエブラ空港に到着しました。プエブラ空港は中心部から約22㎞、車で約40分程の距離です。カンクンからのバスもありますが、24時間ほどかかります。空港からの移動手段はエアポートタクシーがメインになります。今回、私はレンタカーで移動しました。
プエブラは人口約154万人という大きな都市ですが、そんなに大都会という感じはしません。プエブラ中心部(歴史地区)は植民地時代の空気が生きており、歴史地区を離れると近代的な街並みが広がっています。サッカーチームやスタジアムもあります。プエブラのクアウテモックスタジアムは、マラドーナの神の手ゴールが起こったスタジアムでもあります(笑)
私たちはプエブラの中心部のホテルに滞在しました。カテドラルの近くです。プエブラのカテドラルはラテンアメリカでも有数の大きさです。
1575年に建設が始まり1649年に完成しました。内部はとても広くの装飾はかなり豪華で派手で、一見の価値ありです。時間よっては英語かスペイン語の無料ガイドがあります。
世界遺産にも登録されているプエブラ歴史地区の様子を見てみましょう。
こちらは州庁舎、ソカロに面しています。
その他の歴史地区の様子です。
中心部には歩行者天国もあります。様々なお店が並んでいます。
メキシコのコロニアル都市は夜になっても街頭やライトアップの光とマッチしてとてもきれいです。少し見てみましょう。
こちらは夜のカテドラル
今回滞在したホテルが面する通り。左側の緑と赤のライトが光っている建物は州議会場らしいです。
過去の石造りの建物と近代の技術である電灯が驚くほどマッチします。
プエブラの見どころとしては歴史地区の建物、ド派手な装飾が施された教会、博物館や美術館も多くあります。歴史地区ではないですが、つい最近新しい博物館もできました。プエブラ歴史地区には5 de Mayo市場(シンコ・デ・マジョ市場)というローカル市場もあります。ソカロから徒歩10分程、観光エリアから少し離れた所に市場があります。地元民の生活を垣間見れます。また、タラベラ焼きという焼き物やメノウ細工はPueblaの工芸品として有名です。
こちらがつい最近できたMuseo Internacional del Barroco(国際バロック博物館)です。
写真がブレているのは走っている車から(妹が)撮ったものなので勘弁してください(笑)
こちらはEstrella de Puebla(エストレージャ・デ・プエブラ)と呼ばれている観覧車です。
色々と見どころの多いプエブラですが、歴史地区では、街ブラの他、5 de Mayo市場と民芸品市場のEl Parian(エル・パリアン)市場に行きました。
5 de Mayo市場です。このような市場はメキシコの各町にあります。大都市だといくつも市場があったりもします。フルーツや野菜から、おやつ、日用品、服、靴、肉、魚、食堂、乳製品まで何でもあります。
メキシコらしく様々な種類の唐辛子が売っています。
市場の食堂エリア。市場で食べるとローカルの味を楽しめます。
フルーツはきれいに並べられています。
続いてはソカロから徒歩5分程のところにある民芸品市場のEl parianに行きました。民芸品のお店が所狭しと並んでいます。
さて、プエブラと言えばグルメです。プエブラはメキシコ料理の発祥地と言われています。プエブラ民芸品美術館という、メキシコの伝統料理Mole Poblano(モーレ・ポブラーノ)が生まれた修道院を利用した美術館です。当時の建物を利用しているので、Moleが生まれた実際の厨房を見ることができます。
今回はMoleを始め、様々なものを食べましたが、ひとつおすすめのお店を紹介したいと思います。ソカロのすぐ近くにあるLas Ranas(ラス・ラナス)というタコス屋さんです。
ここはいつの時間も地元の人たちで賑わっているほどの人気店です。
Cholular旅行の記事でも紹介したCemita(セミータ)という料理も食べましたが、今回はかなり大きいものに当たりました。
帰りの飛行機の待ち時間に空港の外でみんなで食べました。今回のは顔程の大きさもありました。待機中のタクシーの運ちゃんたちが微笑みながら私たちの食べる様子を見ていました(笑) 私は一人でで1個食べきりました(笑)
今回のPuebla/Cholula訪問の目的は、家族に私が留学していた場所を紹介したかったのと、その時から良くしてくれているプエブラのメキシコ人ファミリーに会うためです。メキシコ人ファミリーの家ではPozole(ポソーレ)というメキシコ料理を食べました。
Pozoleは肉やトウモロコシが入ったスープです。今回は鶏肉と豚肉の両方を入れてもらいました。
これにレタス、ラディッシュ、生玉ねぎ、Chicharrón(豚皮を揚げたもの)、Tostada(トルティージャを揚げたもの)、アボカド等のトッピングを足します。
トッピングを乗せるとこんな感じです。最後にレモンを絞って食べます。
今回は家族に メキシコ人の家での手作りの家庭料理を食べさせることができました。レイノサにきてからすれ違い続いて中々会うことのできなかったメキシコ人家族とも約5年ぶりに会うことができてとても嬉しかったです。家族もこの料理が一番おいしいと言っていました。どこの国でも家庭の料理が一番かもしれないですね。
プエブラのメキシコ人ファミリーとも一枚。
彼らと初めて会ったのは約10年前でした。大学の先生の同級生で、私の留学の際に紹介してもらいました。知り合ったときは子どもたちはまだ小さかったのにもうこんなに大きくなってしまいました。子どもたちは2人とも野球をしており、大きな大会にも出場するような強いチームでプレーしています。レイノサで大きな大会があるのでぜひこちらでも会いたいです。前回のレイノサでの大会はチームが出場辞退してしまいました。(おかーちゃんたちがレイノサの治安を心配しての判断)
まぁ、また近いうちに会えることを祈っています。
では、また次回。