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定期演奏会が終わって思うこと

2020.01.26 14:55

トランペットを再開して目標にしていた定期演奏会が終わりました。

SONY α9 + FE 24-70mm F2.8 GM

F2.8 1/125 ISO640


とても幸せな時間でした。まさか自分がトランペットを再開するとは思わなかったし、ましてや楽団に入るとは。3年前の自分が未来の自分に「お前さん、3年後に楽団に入って演奏会に出てるよ?」って言われたら一笑に付していた事でしょう。


実際の演奏はと言うと前半は久しぶりの演奏会というのとアガリ症の為にあまり覚えていませんが(いや覚えてます。言い訳です・苦笑)、アガリ症からくる口の中がパサパサに乾燥するという状態に陥り思った通りの演奏が出来なかったのですが後半はパサパサも次第に戻り楽しめたかなっといった感じです。


ダラダラと言い訳を書き連ねるのはここまでにして今後のお話を。


もっと技術的な基礎力を付けたい。今回の演奏会でそこに尽きるなと改めて実感しました。緊張しようがしまいがこれは吹けると言う最低ラインを上げたい。緊張に打ち勝つのは確かな技術力に裏付けられた練習量です。与えられた曲を吹くのは大切ですが、出来ないフレーズを付焼刃的な吹き方で吹いても本番は騙せない。基礎力。特に今後は高音域のピッチの安定が最重要課題です。


音楽は楽しむことが大切。しかし上手くなったらもっと楽しくなるはずだし、作曲者・編曲者が五線譜に込めた素敵な風景がより見えてくると思います。そして何よりも楽団にいる以上、独りよがりの楽しさであってはならない。


今回の演奏会が終わった後に打ち上げがあり普段は話すことが無い他パートの方や指揮の先生と話すことが出来たのですが、自分が思っている以上に励ましの言葉、そして期待しているよという言葉が多く本当にこの楽団に入ってよかったなと思いました。(打ち上げでは騒ぎ過ぎました。ごめんなさい・苦笑)

SONY α9 + FE 24-70mm F2.8 GM

F4.5 1/125 ISO25600


ちなみに演奏会が行われたのは板橋区立文化会館でした。ここは私が高校3年の時に定期演奏会が行われた所でこの演奏会をもってトランペットをひとまず終えたという場所です。24年前にここで止まった時計がまたここで動き出した。そんな感慨深い瞬間となりました。


最後になりますが、トランペットを再開できたのは妻の協力があったからだと思います。仕事から帰ってきても家の仕事はせずにカラオケ練習に出てしまうのを文句を言わずに見守っていてくれたのは本当に感謝です。そしてトランペットの荻原明先生にも本当に感謝しています。ここまでトランペットが好きになったのも、そして飽きずに続いているのは先生のおかげです。今後もよろしくお願いします。


さあ。次の定期演奏会は10月です。そこまでにもっと楽しく吹けるように頑張りたいと思います。