厨房設備を買ってきた
厨房の設備を少しずつ買いそろえ始めました。
具体的には飲食店厨房にある、ステンレス製の戸棚とかシンクとか作業台とかガス台。
ステンレスの厨房設備は新品を買うと結構お高いんですよね。
まあ、中古でもそれなりのお値段はするのですが、ステンレスと言う事で中古でも意外と見た目も悪くありませんから、当初から中古を入れるつもりでお店のリサーチは進めていました。
私が中古の厨房設備を購入したのは長野県北佐久郡御代田町(きたさくぐんみよたまち)の「長野リサイクルセンター」というお店。
業務用の厨房機器が数多く揃っており、新規開店するにあたってのほとんどの厨房機器は中古で揃います。
これは実際に購入した戸棚です。結構高かった。。
今回はいくつかの厨房設備を購入してその場で持ち帰るつもりで、実家でワイドハイトロングのでかいハイエースを借りて行きました。
長和町からは車で1時間ちょっとの距離。この距離でこれだけ大きなお店があったのはラッキーでした。
店内では、あれこれ必要なモノを「これと、これと、、」とポンポン購入。
・高さ2メートルの戸棚
・ガス台
・2艘シンク
・1艘シンク
・作業台(大・小)
締めて17万円也。
大物はおよそ揃ったかなというところです。
小さめの作業台とかレンジフードとかも欲しいのですが、追って購入と言う事で。
レンジフードについては、多くの飲食店で都合に合わせてオーダーするようで、ぴったりサイズの中古はなかなか出るものではないと思いますが、万が一良いサイズが出たら連絡をいただくようにお願いをしました。
新品で購入すると、インターネットで見つけた安い業者さんでも10万くらいの出費になりますから、中古が出てくれると本当に助かるんですけどね。
さすが厨房機器の専門家で、消防とか保健所の要件もご存じですし、アドバイスなども頂けて助かりました。今後も何かと相談しに行けそうで良かった。
ハイエースへの積み込みもお店のスタッフの方がサクッと済ませてくれました。
この日は夕方になってしまったので、持ち帰って翌日の朝から搬入です。
厨房機器の搬入の朝。
昨晩からの雪が降り積もり積雪10センチくらい。
隣の小学校では、小学生が大きな雪玉を作って遊んでいました。
小学生の身長よりでっかい雪玉です。
10センチ程度の積雪ですが、校庭の雪を集めたらこんくらいでかくなるね・・・。
さて、搬入のために必要な台車を急遽30分くらいで作成。
運び入れるときの写真は撮れていませんが、店のアプローチは、水道工事後のガタガタ状態に雪も積もって酷い有様だったので、台車がそれなりに活躍してくれました。
で搬入した後はだいたいこんな感じ。
厨房の床はベニヤ貼りまでは完了していますが、仕上げのクッションフロアも貼っていないし、間仕切りも骨組み状態だし、内装は正直まだまだという状況なんです。
でも早々に設備を購入してきたのには理由があってですね。
水道工事とガス工事をするためにも、設備を確定して置く場所も決めたかったからです。
一般的な住宅も店舗も、ミリ単位で間取りがきっちり図面化されているため、購入する設備の寸法が決まれば実物が無くても良いのでしょうけどね。
セルフリノベーションでは、そんな詳細な図面があるわけもありません。
古民家の場合、寸法のズレも大きいので、精密に測ったのに「あれ?入らない」とかいう事が多々あります。
例えば天井の高さ201cmだと思っていると、1間(182cm)離れた場所では199cmだったりするような寸法のズレは当たり前にあるんです。と言うか、全てがそんな感じです。
また、購入する設備が中古ということで、目的のサイズの品が確実に揃うか分からない。ならば購入出来たものでレイアウトを決定していけばよい。
ということで、明らかに必要な設備は、実物を置きながらレイアウトの微調整を進めていくことにしたわけです。
実際、これによりガスの元栓の位置とか排水溝の位置とかはきっちり決められますからね。
後ほど床の仕上げをする際には、これらの設備を退避できる十分な余裕がありますので移動してから床の仕上げとかをしていきます。
しかし、設備が置かれると、ああ本当にここが厨房になるんだな。ってイメージがわいてきますね。
より一層ペースを上げて頑張って工事を進めなくては!
今回はここまで。