突然ですが林業の新規事業企んでおります
林業、おもしろいんですよ
最初に言いますが、
これ読んで興味もってくれた人いたら一緒に林業のこと考えませんか？（笑）
なんで林業やねん？と思われる方が大半かと思います。別に僕自身は木を伐ることにハマってるとかいうわけじゃないです。
とりあえずめちゃくちゃ赤裸々になにがおもしろいと思ってるかを挙げていくとこうなります。
林業のおもしろいところ
・国土7割が森林なのに全然活かせてないところ
・国が動くレベルで課題満載なところ
・うまくすれば全国的なスケールが見えるところ
・やりたい人が少なくブルーオーシャンなところ
・改善できるほど活躍の場になるところ
・若い人が少ないのでやりたい人がちやほやされやすいところ
すごい赤裸々に挙げてみました。
なんだそれ。人が共感するようなそれらしい想いはないのか？
と言われれば、大してないかもしれません。
そういう大それた大義名分はありませんが、個人的にはずっと自然の中で暮らしてたので人と地球にやさしいキレイな自然を作りたいなんて思いはあります。埼玉の奥地飯能で育ち、世界一周も大自然の絶景が見たくて周りました。純粋に絶景には何度も心動かされましたし、飯能市は、実は日本トップクラスの品質を誇る林業の街です。地元貢献の想いや自然環境保護の点からも個人的な想いは結構あります。ただ皆さんに共感されるものかと言われるとどうなんでしょう？というものなような気もしています。
でも、僕はめちゃくちゃ関心が高いです。
では林業の課題とは？
聞いたことくらいはあってなんとなく知ってるようであまり理解してなかったものが多かったです。
担当直入に言うと『入口と出口が詰まってる』状態です。
労働人口が減っているので後継者問題で閉業する人もいれば、初心者が気軽にできる仕事ではないので入りづらい。かといって人材を育成できる体力のある会社が少なく育てることもできない。結果どんどん就労者が減っていく産業。ここが入口の詰まり。
出口の詰まりはお金にならないというのが最も簡単な表現になると思います。木材需要の減少・木材価格の下落により利益が見込めない。しかも何十年もかけて丹精込めて育てた木を伐って搬出して輸送して製材して乾燥させてという重労働かつ大変な業務内容なのにです。そんな手塩にかけても売る過程で赤字になったりするのです。
なんのためにやんの？
やる意味ないです。まさにこの状態に至り山主さんはなにもしなくなりました。
その結果、山は荒れ、花粉が異常な量飛び交い、CO２削減率も下がり、獣害や土砂崩れなどの環境被害が問題になっております。
なので！国が動くわけです。税金を投入して林業に多額の補助金がおりています。
細かい内容は省きますが現在林業界に追い風が来てることは間違いないです。
ただ裏を返せば税金補助金ありきの産業であり、正常な経済循環はできていません。このあたりを改善できる事業をやりたいと思い日々林業・行政の人に会いまくっています。林業の方の話を聞くと、若い世代ならなおさらですが、やりたいと名乗りでてくれることがほんとにありがたいと言ってもらえます。結果林業界隈の人のみならず自然環境の保全に繋がったりと、自分が活動することで多くの人の為になれる気がしています。
ここで僕は活動する意味があるのではないかとおもってるわけです。自分の活動が産業全体のためになるとこまで見えるというのはなかなかない状態ではないかと。
お金を稼ぐことは必要なことです。価値が高いことほどお金も稼げるようになると思います。でも現状僕は生きてくほどには収入もありますので、なにより価値の高いことを生みだすことに時間を使いたい。そういう意味で林業という業界に入ることが僕はおもしろいと思っているわけであります。
ということで！