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Iro 高橋 彩

絵がある生活

2020.01.29 04:45

こんにちは。みなさんのおうちには絵がありますか?

私はずっと絵を飾らずに生きてきました。2年ほど前に初めて自分の作品を飾りました。「蜜無」というシリーズで描いたものです。


「蜜無」は祖父が亡くなったことをきっかけに制作しました。祖父が亡くなる一ヶ月程前から、私はちょうど時間もあり、入院した祖父とじっくり向き合うことが出来ました。人生の中でも初めてやってきた身近な人の死だったので、色々感じることがありました。


亡くなってしばらく経って、祖父のことを思い出すことが多々ありました。ただ、無宗教の我が家には仏壇もなく、お墓も近くはなかったので、拝んだり祈ったりする対象物がありませんでした。

心の中で、祖父を思い出すだけでも良かったのかもしれませんが、何か、祈りの対象物があったらいいのにと思いました。

そこで出来たのが「蜜無」でした。

「蜜無」というタイトルは「密度のある無」という意味です。

祖父がいなくなり、無になったわけですが、最初から存在してなかったわけではないのです。そこかしこに祖父の跡が残っていて、私という存在もその一つかもしれない。

例えとしては、ものすごく下手なのですが、「お皿に乗っていたリンゴを食べた後」みたいな。

真っ白に見えるけど、それは使っていないお皿とはあきらかに違って、りんごの果汁や匂いも残っている。同じ白のお皿でも明らかに違う。

そんな感覚に似ていました。


そして「密無」をつくりました。白に白を重ね、密度のある無を表現していきました。

日常生活の中で、いつもは壁に溶け込んでいるのですが、たまに目が合うことがあります。その度に祖父のことや死のことを考えたりします。暗いイメージではなくて、こうやって誰かの心の中に記憶として生き続けるのだということを感じたりします。


絵というのは、そういう存在なのかなあと思います。自分の中の気持ちや記憶、ストーリーと結びついていて、たまに思い出したり、目があって、それについてじっくり考えるきっかけになる。



irobakoのみならず、絵画を何かのきっかけで持ってみることをお勧めします。あなたの人生に大きな広がりを作ってくれるからです。




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