シェーカー教徒が発案した ペグ・レール
2020.01.29 06:43
シェーカー教団は、自給自足のアメリカのキリスト教団体のひとつでした。 生活に必要なものは全て食べ物を含め、家具やその他 一切のものを自分たちで作っていました。
彼らが作ったもので、特に有名なのはシェーカー家具です。
南北戦争前には6000人の人々が10数ヶ所に分かれて共同生活を営んでいました。
各部屋の四方の壁には、ペグ・レールがぐるりと一周して取り付けられ、様々なものを吊るしました。
食堂にもペグレールが取り付けられており、 床の掃除が便利なように椅子を吊るしました。
この椅子は特にシェーカーチェアと名付けられて、大変軽い構造になっています。
ペグ・レールは、木工旋盤で簡単に作ることができます。下の写真は大きさを変えて、いろいろ作ったシェーカー・ペグです。