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テクノロジー2

2020.01.29 22:56

なぜ、最近テクノロジーの話しばかりをしたかというとAIの話しにつなげたかったからです。(笑) 

私の治療とAIが出してくる答えというのは、非常によく似ていて、新しい答えがでてくるたびに、どういうことなのかを考えざるを得ないようになります。 


AIが、出す答えというのは、「風が吹けば桶谷が儲かる」というような答えを出してきます。 あきらかに人智の及ばないような答えを出してくる訳ですが、実際にそれをやってみたら効果があったということが起こる訳です。

だから今、企業が必死になって、ビックデータを集めようとしている訳です。 ここで考えなければならないことは、現象が起こったという事実です。


なぜ、そういうことが起こるのかは全く因果関係はわからないけど、AIの言うとおりにしたら、効果のある答えが出たという事実です。 まるで魔法のような答えだと言います。テクノロジーが魔法になったというような表現をするようです。

今まで人間は、一つの論理から、それによって起こるであろう現象を予測し、結果を求めるということを繰り返して知識を積み上げてきた訳です。こういう思考方法をロジックと言います。


 ロジックとは? 

「思考の道筋」のことをロジック(論理)といいますが、ロジック(論理)にかなっているさまをロジカル(論理的)と表現することがあります。ロジック(論理)は名詞、ロジカル(論理的)は形容詞です 


AIの出してくる答えというのは、一見するとロジックとは全く無関係に思える答えです。でも、それが正しかったりします。つまり現象はあるけど、なぜ、その現象が起きたか説明できないという答えを出してくる訳です。

これはAIの開発者自身もわからないらしいです。 ディープラーニングというのは、複雑な計算式をAIが行い、回答を出してくるので人智を越えているそうです。何故、テレビ等でAI、AIと言っているのか意味がこれでわかったと思います。現代の魔法の箱なのです。


だから、将棋や囲碁で人間がAIに勝てなくなった訳です。 このAIのロジックを説明する為には、なぜその答えを出したのかを人間が解析しないといけない時代だというのです。つまり人間にもわかるようなロジックに言い換え、人間語に翻訳する作業が必要になってくるそうです。  その作業もAIでおこなわせるという発想もあるそうです。


凄いことだと思いませんか? 


この話しを聞いた時、私の治療の方法とよく似ているなと思った訳です。 腰痛を治療するのに鼻を刺激したり、手を調整したり、それらの組み合わせもあります。かなり変則的ですし、刺激部位だけの問題でもない訳ですから、今までの常識的なロジックとは全く違います。


「AはBである、BはCである、よってAはCである」という三段論法や演繹法、帰納法というようなロジックがないと言えばない訳です。しかし、そこを刺激したら楽になったという現象は確実に起こる訳です。 よく魔法のようなというような表現をされることがありますが、一見するとロジックがないように見えるものに触れると人間は「魔法」という言葉を使ってしまう訳です。


なぜ、そうなったのかは私自身理解できないことも多々あります。こういうことを書けば、ロジックもないなら、下駄を投げて天気予報するようなものじゃないかと思われるかもわかりませんが、一度ロジックを捨てて身体というAIに聞いてみればわかります。

人間が考えているだけのことが陳腐なものなのかがよくわかるようになると思います。人間の身体の中にはAIにも匹敵するような高性能なAIがあるのだと思います。

ロジック通りになることばかりなら、ホントに苦労はいらないのです。一度ロジックを捨てると、見えないものが見えてくる訳です。霊が見えるとか言っている訳じゃないですよ!!

たまにそういう人がいます(笑)


もちろん、今まで積み上げてきたロジックは、とても大切です。それを否定しているのではありません。しかし、それで思い通りの結果になったら何の苦労もいらない訳です。 また今まで積み上げられたロジックだけを勉強するだけなら、AIに任せても良いと思います。効果のありそうな方法を検出してもらうこともできると思います。別にAIでなくてもグーグルを検索しまくったら、今の技術で十分素人でも、それなりの答えを見つけることはできるでしょう。 きっとそんな作業はAIにとって変わられると思います。


残念なことに、ロジックを捨てて身体の反射に答えを聞いても100発100中ではありませんし、まだまだ改良の余地がかなりあります。だからロジックでなんとかなるものはロジックで行い、なんとかならないものについては、身体の反射を使った方法を駆使するしかない訳です。身体というとてつもない情報を含んだAIが目の前にある訳ですからね。 


AIがもっともっと身近になってきた時、その必要性が更に深まる時代がくるはずです。これは間違いなくくると思います。ロジックだけが大事と考えてきた人にとっては、今まで何だったんだろうと思うようなことが起こると思います。

でも、それを乗り越えてこそ人間が存在する意義があるのです。つまり、人間がAIを超えることです。人間の感覚を研ぎ澄ませば、AIにも出せない答えを導き出すことができるようになってきます。

今からその訓練をしていかなければ、人間の存在意義がなくなるということです。

単純にAIが凄いという話しではありません。人間がAIを超える存在にならないと、きっと人間は排除される存在になりかねないからです。もちろん簡単なことではありませんし、私が生きている間にできるようになるかどうかはわかりません。しかし、チャレンジし続けることこそが重要だと思っています。


この方法を獲得する為に常に悩んでいますが一歩ずつ進んでいることは間違いないことを実感しています。 そして、一番大事なことは、今までのロジックを忘れることです。これをアホの修行と言ってます。アホにならないとAIには絶対に勝てないですからね。人間の最後の砦であり、非合理性です。


ロジックからは導き出すことが不可能な答えを治療に役立てる訳です。

この二つが両輪のようにまわりはじめることで理想的な医療が行えるようになるのではないかとも思っています。