『青豆とうふ』 - ペンギン文庫
2020.02.01 23:00
旅に持っていく前に(病み上がりだし軽いものを)とこの本を手に取った。
安西水丸と和田誠の遊び心満載なお二人のしりとり交換日記。文章のおしまい部分を引き継ぎながら、交互に絵と文を描いていく。
ハゲネタから文化人、映画やNY、オカルトからニックネームと縦横無尽な発想の小話に引き込まれ、次々ページをめくっていく。
飲みの席で村上春樹が付けたタイトル「青豆とうふ」が秀逸。良き旅本の一冊。
コラム筆者・移動本屋 ペンギン文庫
仙台を拠点に写真や美術、文芸、詩などの新刊書を中心としたラインナップで、 行く先々に合わせて本をセレクトし。 様々な土地で本屋を開く。 土地と土地を紡いで本と本屋の可能性を探す移動式本屋です。