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衣装アップデート資料

2017.08.06 13:15


ドラクエ11をやろうかと3DSを部屋の中を探すのですが

ドコ行ったんだろう・・・

ゼルダの伝説25周年エディション本体なのに!

といった塩梅でドラクエ11はお預け食らってる僕です。


さて先日の公演にて「ピノキヲ17年ぶりの衣装アップデート」が行われました。

それについて、だらだらと解説していこうかと。



衣装製作を正式に発注したのが既に6月に入った日の事。

もちろんソレを本業として常時製作している訳にはいかない方に御願いしたので
実質的な作業日程は週末のみなので、結構カツカツなオーダーでした。

ザックリとしたイメージの起点は

「キャラ感、セガ感を増しつつ既存のイメージも継承出来る形」

と、いう所からスタートしました。

なので「ツインテールセーラー、ランドセル、ネコミミ、パワーグローブ」

は残す方向性。

「靴、ズボン、タイツ」も流用していく。

デザインを考える時に、ぼんやりと頭にあったのは

「ファンタシースターオンライン」(以下PSO)(PSO2は知らん!)

ドリキャスとゲームキューブで合算1000時間以上遊んだゲームでした。

あの雰囲気を「ピノキヲ」に落とし込めないかなー?

でした。


こいつのフォニュエールとかのラインを落とし込みたいかなと。

で、まず簡単なデザインを描き送り付けます。

勿論、洋裁の知識なんぞ有りませんから「作れる?作れない?」は気にせず描きます。

で、ある程度精査されて帰ってきます。

そこに対して「舞台で動き回るのに着る」部分での「こうなってて欲しい」等の要望を加えていって

それに対し「服飾的な難易度」を伝えられてと、物を作るさいの「よくある光景」を少しした後に

採寸データを送って仮布で仮縫いに入りました。

ええ、その採寸データを改めて自分で見て「あ、痩せよう」と思いましたよw。
(新衣装お披露目まで―5kgしか落とせませんでしたが;)

親から貰った「どうにもこうにもガッシリした肩幅」だけは諦めるしか無いんですけどねw。

そして東京でのライブの際に、その仮布の物を着てサイズ調整。

暫くすると本布でのパーツを仮縫いした物の画像が届きました。



その画像を見て

あ、、、これ、、ドリキャス、、、。

と閃いて「勝手に」こんな物を製作したのです。


アクリル板を切り出してLEDテープを中に仕込んで・・・


よっしゃ!面発光に成功だ!

で「これ仕込みましょう!」と無茶を伝える。

最初は腹部に透明の窓を作ってもらい其処に!
と思いましたが「強度の問題でそれはしたくありません」と言われ撃沈。

試しに取り合えずお腹に入れてスイッチ入れて見ると
思ったより綺麗に布地が透けて光ってくれたので

内部にポケットを作ってもらい対応してもらう。

そして「ドリキャス感」への増長が止まらず、またもや「勝手に」こんな物も用意する。



ドリキャスコントローラーと同じ配色のボタンにカッティングシートでABXYを切り出し貼り付け。

そしてお披露目まで残り4日くらいの時点で

「これ綺麗に広がらせるならパニエ?チュール?そんな名前の物を履いた方が良いですか?」

と聞くと「そりゃそうだ」と返答が来たので大慌てで購入。

そこで更に「これ、、、、水色に、、ぼんやりと光ったら、、、、」

と、また「勝手に」付け足す僕。

そんな感じでお披露目の日でした。

当日にボタンやLEDテープを仕込んで貰ったりとバタつかせてしまい

「ほんますんまへん」

といった塩梅。

で、「実際に着てみて舞台で動いてみて気になる所」も有ったので

その後の修正を加えてアップデート。



セーラー襟のこの形状は「ランドセル対策」で編み出された形状です。
前作の市松セーラーから継承した部分ですね。

十字キーも追加。



今回、背中を割ったのでセーラーも割れる為、スナップボタンを設置。


お年寄りで肩が痛いのでファスナーを掴みやすくする為のリボンも設置してますw。


お披露目の時はスカート部のLEDを外向きに設置したので「電球の点々で透ける」状態だったので
内向きに設置しなおして内部がボヤーっと光る様に。

勿論LEDパーツは脱着可能で仕込んで有るので御洗濯だって心配なしの設計。

胸ボタンはサイズ違い色違いのボタンを重ねてます。


何故お腹を光らせるのかって?

ドリキャスさんが電源ONしたら光るんだもん!仕方ないじゃん!




そういやお披露目の日の楽屋で

清水さんが「PSOぽいねー」と言ったので「よっしゃ!狙い通り!」と思ったのと

NOIZのマサトさんに「セガ感が増しましたね」と言われたのが嬉しかったです。