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今年の終わりに見た雪の色は

2019.12.30 12:40

注:この記事は約2か月後の2020年に書いているので記憶が薄め。


2019年ピノキヲの最後のライブだよん。で東京公演の日でした。
12月30日(月)テクノポリス東京・新宿BLAZE
寺子屋主催
『寺子屋&BABY SITTER大忘年会2019百花繚乱~perpetual bloom~ver.夾竹桃』
出演
ピノキヲ/十三十三の三花坊主/ロマン急行/THE NOSTRADAMNZ/曖昧中毒/Mr.ChickenHat Timers/ギャロ/midoriningenハイパー/DENTAKU

2019年のピノキヲのライブ納めは、お世話になってるレーベル主催イベントでした。

定期的なイベント開催や節目でこうやって忘年会イベントやら何やらで
演らせて頂けるのは有難い事で、こういう状況を当たり前と思わない様にキュッと心のネジを絞めなおす気持ちになります。

この日は、自分でも「大ヒット!」な気分のライブが出来たと思いました。
もうまさに「今年のピノキヲ納め」に相応しい事が出来たな!と。

広いステージの会場ですし派手に行きたくなる所を

逆に色々削ぎ落として、すげー地味に見せてみるってのも良いんじゃないか?
と思いまして。

この日、観て貰った方には伝わるかと思いますが
この日の「赤い雪」良かったと思いません?

この日は「赤い雪」以外は一切評価しなくていいよ!ってくらいに「赤い雪」が良かったと思うのですよ。

少々乱暴な考えなんですが僕は

楽曲なんて3分半のうち1セクションだけ聴かせ所が有ればいい。
歌詞なんて1行だけ言いたい事が有れば残りは「ゲロゲロー」とかでもいい。
その1行の1言だけ「聴いた人をブっ刺す鋭利な刃物」的に言葉が配置されたら完璧。

みたいに考えているんです。

でライブも同じで持ち時間30分の6-7曲中の1曲だけ会心の出来なら
「その日は良いライブとする!」
みたいな。

で、この日の「赤い雪」の会心具合が、飛びぬけてたと感じたんですよね。
この曲の持つ魅力を一番良い形で出力出来たと。

それが前述の「広い舞台で、すげー地味に」の部分。

この日の照明さんが別箱でも御馴染みの方だったので
「センター立ち位置から動かないので他の灯り一切なしで真上からストンと赤い灯りだけ落として下さい」

と伝えておきました。

広い舞台と対照的な1本の灯りだけで動かず歌うのは「赤い雪」の持つ世界と相性良いのではと
やってみたんですが見事にハマりましたね。

ちょっとした閃きで年間最後に、こういうライブが出来たのは凄く良かったです。

出番後は曖昧でも持ち曲を歌うって(アダムスキー中学生日記)事で
わしゃわしゃっと見た目チェンジ。

80年代ポジパン風の見た目で、ランドセルと猫耳というギブスを外すと身体の自由度が増して
気持ちよく歌えて気持ち悪く動けたので楽しかったです。

2019年、ピノキヲに関わった方、観て下さった方有難うございました!
2020年も宜しく御願いしやっす!


1.赤い雪
2.うるせいやつら
3.逆さまに映る桜の木
4.水玉予報
5.理想的家族の少年
6.東京ラジオシティ☆ガール
7.水色時代