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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

陣痛の意味

2016.04.30 21:03



今回は誰もが経験したことのある、こんなお話。



赤ちゃんを産むとき、陣痛というものがある。
陣痛は、初産で約24時間。2人目以降で約12時間続くものらしい。
妊婦さんの中には、この陣痛がとても苦しいので、

「産む側は大変、赤ちゃんは生まれてくる側でいいなぁ」と言う方もいるらしい。


しかし、助産師さんはこれは大きな勘違いだと言う。

赤ちゃんの方が、妊婦さんの何倍も苦しいのだと。


実は、子宮は筋肉であり、これが収縮したり緩んだりするのが、陣痛の正体らしい。

陣痛が始まり、子宮が収縮すると赤ちゃんは首のところを思い切り締め付けられ、

へその尾からの酸素が途絶え、息ができなくなるそうだ。

子宮の収縮は約1分間。その間思い切り首を締められ、息ができない。

1分たてばまた子宮はゆるむが、また陣痛が来れば1分、息ができなくなる。

しかも陣痛の間隔はだんだん狭くなる。

この陣痛に耐えられなければ、赤ちゃんは死ぬ。まさに命懸けだ。

だからこそ、赤ちゃんは慎重なのだという。


実は、陣痛がおこるためには陣痛をおこすホルモンが必要らしいのだが、

このホルモンを出しているのは、お母さんではなく、なんと赤ちゃん自身。

赤ちゃんはとても賢く、自分自身で自分が今陣痛に耐えられる体かを判断する。

そして、一番いいタイミングで、自分の生まれてくる日を選ぶ。

また、急に激しい陣痛を起こせば命が危いので、

最初は陣痛を起こすホルモンを少ししか出さず、

様子を見てホルモンの量を調整するらしい。


赤ちゃんの中には、予定日を過ぎても、なかなか生まれてこない赤ちゃんもいる。

途中で陣痛を止める赤ちゃんもいる。

そういう赤ちゃんを「うちの子はノンビリしてる」なんていうお母さんもいるけど、

そのとき赤ちゃんは必死なんだという。

生まれて来ないのは、赤ちゃんが「今の体では陣痛に耐えられず死んでしまう」

と判断しているからだそうだ。


赤ちゃんはみんな、自分で判断して、自分の意志で生まれてくる。

「生まれたくて生まれたんじゃない」なんて人はいない。

すべての赤ちゃんは、その日を自ら選んで生まれてくる。

生きるか死ぬかの狭間の中、あの小さな体で必死に生きようと頑張っている。


子供を授かることと同じように、

出産は母親にとっても赤ちゃんにとっても、

すべてが奇跡の連続で成り立っている。


あなたの誕生日も、あなたが命を懸けて、選んだ日。

そう考えると、自分の誕生日が本当に特別な日なのだと、

改めて実感できるのではないでしょうか。




競争する事も、比べる事も、闘う事も、勝負する事も、

人生ではすごく大切です。

でも、一番大切なのは、あなたがあなたらしく生きる事です。

これはあなたの人生ですから。

あなたが、選んで生まれてきた人生ですから。

どんな人生にしたいのか考えましょう。

お手伝いします。



今日は講師たちと旅行中です。

その模様はまた今度。