新しい風が吹く

かつて私が好きだった

魅力的な姿はすでに消え去っていた。

私の好きな、その人の持つ魅力も、

すでに無くなっていた。

そこに残っているのは、

「違和感」という要素だけだった。

自分の五感で感じる

直感は嘘をつかない。

頭でどう考えていても、

直感だけは、

いつも、ありのままの反応を示す。

本当に不思議。　

少し前から、静かに新しい風が吹きはじめていた。

言葉を交わすごとに

意識と意識が結び付き、

新しいものが生まれる、ワクワクする感じ。

軽やかな空気感。　

これが、

私が好きなもの。

新しい風に乗ってどこまでも飛んでいこう。

今までの風に　ありがとう　さよなら　。

新しい風に　こんにちは　。