豊かな人生考
こんにちは
魂のメンター
霊能者 多紀理久美子です。
週末、家族タイムを楽しんでいました。
4月、5月とこれまでになく家族が揃い、ステイホームする中、あることに気づきました。
本当に家族のことが大事で愛しいと感じられていることに。
何年もの夫の単身赴任、大人になった子どもたちそれぞれの忙しさ、自分の仕事や身辺の忙しさ。もちろんこれもまた、日々の暮らしに追われる幸せ、、、には違いありませんが。家族が共に過ごす時間は本当に少なくなっていました。
ものすごく恥ずかしいのですが、わたしはずっと子育てしながら、「子どもが巣立った後、一人で生きていけるようになりたい」と思ってがむしゃらに生きたような気がします。いや、そうでした。どんなに愛しい手塩にかけて育てた子どもであろうと、いつか成長し、自分の手から離れていく、夫もあてにはできない。いつか一人になっても生きていけるように、だれにも迷惑をかけない自分にならなければいけない、そう思ってきました。
これって、子供時代、親に感じていたことと同じです。なるべく早く自立して、親に迷惑をかけない自分にならなければならないと強く思っていたのです。困って頼ったときに、「無理」って言われることがとても怖かったのです。愛されていない、愛されるわけがない、ここには自分の居場所はないという思いを握りしめていました。
前世の強烈な記憶が残っていることも、いまではわかっています。
今思えば、自分が愛されないなんて、なんの根拠もありません。それどころか、いつも視えない世界からの格別の援助をいただき続けていたことを実感しています。現世で欲しいものが欲しい形で与えてもらえないからといって、ない、わけではないことを、現世と魂の世界の両面で学び時間をかけて理解しました。
その結果と結びつくのかどうかわかりませんが、、いいおまけがついてきました。
まさか、いまになって家族がこんなに仲良く過ごせる日がくるとは思っていなかった。色々あって、子供たちが大人になるころには家庭は崩壊しているのではないかと思ってきたからです。。
わたしが結婚する前に作りたかった家族関係が、忘れた頃に実現しました。
家族が穏やかに仲良くいられること。
特に、父親と子ども達が仲がいいこと。
お父さんという存在が家族のなかにしっかりあること。
おかしいですか?こんな望み。。
これがわたしが子ども頃からずっと憧れていて、欲しかったものなんだと、昨今のご時世が思い出させてくれました。
子どもの時には一切感じることができなかった和やかな家族の輪。和。にこやかな団欒。安心できる笑顔。お父さんが悪者にならないこと。
ことばにして説明するのが難しいのですが。
これが突然整って目の前に繰り広げられている、、不思議を味わっています。
これまでどことなく険悪だった夫と子ども達。最近では、なにかと父親を頼りに相談をしたり、何気なく仲良く話をしている姿、、、普通に笑顔で受け答えがなされて、一緒にゴルフの練習までするようになった。お互いがこれまでもずっとこの状態だったかのように普通に話をしている。。大げさかもしれませんが、パラレルワールド感満載です。
こんなことは想像もできなかったなぁ。。
色々露呈してお恥ずかしいけれど、ほんとうにぎくしゃくしていたから、、
豊かな人生ってなんだろう、って
時々考えます。どういうのが豊かな人生なんだろうと。
もちろん、成功して物質的豊かさに恵まれ、そのうえで人間関係も整っていたらいうことはありません。その中でも、一番身近な人間関係が安心できるものであるとき、そのひとは心の豊かさを味わうことができるのではないかと思っています。
どんな荒波も一緒に乗り越えられる、些細なことも、成功したときにも一緒に喜びあえる。そんな身近な安心できる存在があることは、人生の豊かさではないかと。もちろんその中に、まず自分自身がいることは言うまでもありません。”自分自身との人間関係”が安心でき、信頼できるものであること。
自分を信頼できる状態にあるとき、自分を責めたり、いじわるしたり、ジャッジしたりすることがありません。とても優しい世界です。それが現実面に反映されるのではないかと思います。
世の中が落ち着きを取り戻したら、みんなそれぞれの持ち場に戻るでしょう。揃って食事をするのも年に何回かになるだろうし、普段はたいして連絡を取り合わないかもしれません。でも、もうそれを使って、ない、の世界にはいきません。いや、行けません。いつでも繋がり合えることを知っているから。。
離れていても、いつも愛のエネルギーを送ろうと思います。互いに元気で幸せでいよう。好きなことしよう。たまには一緒に美味しいもの食べよう。いつもあなたを応援している。と。
今週も始まりましたね。
どうぞお元気でお過ごしください。
わたしも元気でいます。
佳き一日を!
月曜日♡
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.