☆大事なものを教わった。。。☆

先日は、先生のお誘いで大人の

社会見学第三弾ということで、

ニューヨークドライカットの

マンスリーライブを観に、広尾まで

行って参りました！

私はロンドンのヴィダルサスーン仕込み

のブラントカット(ハサミでシルエット

を構築する手法)で、形を創る仕事を

しているのに対して、

NYドライカットは細かいスライスで

テーパリング(毛先を細くスライドしな

がらカットする手法)でシルエットを

削っていく真逆の仕事です。

両極端を知るというのは、自分にも

とても刺激になる！と思い、アウェー

感ありましたが、行って参った

次第です(｀_´)ゞ

今回のプレゼンターは美容歴40年以上

の清水勇先生で、そんな年齢を感じさせない

力強く、そして繊細な仕事を、黙々と

して行きます。NYドライカットの特徴

として、システマチックなカット手法

ではないので、最低一時間カットし続

けます。本当に一本一本の毛を、

繊細に切って同じところを何度もチェック

してカットします。

カットが終わって、オーガナイザーが

清水さんに問いかけます。

「どんなお気持ちでカットしました

か？」
「、、、、、、、、、、」無言で

うつむいてる。。。

って、ええ〜〜〜〜！！！

泣いてるやんけ！！

今回カットのモデルさんになった方は

清水さんの30年以上担当のお客様。

いろいろこみ上げてくるものがあるよう

です。解ります。その気持ち。

ずっと来てくださる有難さや、今まで

あったいろいろな事を乗り越えて、

今こうやってスタイルを創り続ける事

ができる幸せ。なんか凄くいい雰囲気

でした。仕事に人柄って出ますね。

そしてドライカット云々もですが、

お客様のカットを担当するっていう事

の楽しさや、仕事を通り越した、

なんかカットのチカラをとても感じた

と言いますか、無限にあるなあと。

カットの持つチカラ。

それは人と人とを繋ぎ合わせる、

あうんのコミュニケーションであり、

エンゲージメント、私達にとって。

それを教えてもらいました。

モデルさんが気分を良くして、

やっている三味線を披露してくれる事

に。。。いい音色。

なんかよかった。あのライブ。

次の日、早速自分のお客様に

ドライカットσ(^_^;)

ハサミのチカラは無限大だ。