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アロマ活用法(パイン)

2020.01.31 21:00

パインといってもパイナップルではありません。パインとは「松」のこと。松といってもいろいろな種類があるようですが、エッセンシャルオイルで一般的に使われるものは、スコッチパインとか、ヨーロッパアカマツと呼ばれる種類。葉や果実の部分からエッセンシャルオイルはとられます。果実は卵形で、球果とか、毬果と呼ばれます(いわゆる松ぼっくり)。長さは8cm弱ほど。アジアやヨーロッパで見られる大きな木であるパインの葉はトゲトゲした針葉。パインの香りは、石鹸をはじめ、ビールやワインのフレーバーなどにも用いられたといいます。


パインのアロマ効果

血液循環を改善する効果が期待できるため、筋肉系の痛みに良いといわれます。たとえば、筋肉痛、古くはリウマチにも用いられました。手軽なところではアロマバスで使ってみては。肩こり、冷えた手足に効果を発揮してくれるでしょう。

また古くから松といえば「呼吸器系」。気道をきれいにしてくれるため、風邪のときに吸入するなどもオススメ。気管支炎、咳がでるときに芳香浴で活用できます。


典型的な木の香りなので、あまり不快に思う人は少ないようです。香りをかぐと、まるで森林浴をしているような清々しい気持ちになります。疲れきった心を元気付けてくれますよ。サイプレスやジュニパーベリーとMIXすると、渾然一体となってウッディ系が強調されます。芳香浴やスプレーにして使ってみましょう。ローズマリーなどとブレンドすると、よりシャープさが際立ちます。


■ 取り扱い注意

やや皮膚に刺激になることがあるためお風呂での使用では、敏感肌の方はご注意ください。