TRAIN -E231系3000番台
2020.01.31 16:03
▲出場当日、出来立てほやほやのE231系3000番台カワ41編成(toshi様提供・転載禁止)
2000年より量産の始まったE231系は「一般形」という新たなジャンルを開拓し、都心を走る通勤用電車と近郊地域向けの電車を初めて共通設計で作り出した形式です。
中央・総武線各駅停車や常磐線快速電車、山手線などの通勤線区はもちろんのこと宇都宮線・高崎線系統、東海道線といった中距離線区にも導入され首都圏の顔として活躍しました。
東京五輪に合わせて山手線にE235系が投入されるとE231系500番台は同線から引退。中央・総武線各駅停車へと転属しました。元より中央・総武線各駅停車で運用を続けていたE231系0番台はそのほとんどが離脱。この奇妙な車両動向はホームドア使用を見据えE231系0番台に組み込まれている6扉車を廃車とするためのもので、撤退した0番台は短編成化のうえで旧形式の残る線区に投入されることとなりました。
そのうちの1つに八高・川越線が選ばれました。主要機器の更新に加えドアの半自動化改造などを施工し「E231系3000番台」となった彼らは、209系3500番台とともに205系・209系3000・3100番台を置き換えることとなりました。
2020年1月1日現在、6編成24両が車籍を保持しており、予定されていた本数はすでに揃っています。
▼川越車両センター所属車
カワ42編成(準備中)
カワ43編成(準備中)
カワ44編成(準備中)
カワ45編成(準備中)
カワ46編成(準備中)