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東洋式疑似餌釣研究所

Salt Water Fly fishing その扉の向こうへ 

2020.02.01 02:38

 ルアーフィッシングをされている多くのアングラーは、フライは面白そうだけど、フライはやってみたいけど、敷居が高い、難しい釣だと敬遠する。


そこには未知なる世界への扉が存在するのかもしれない。


けど、けど、だけど、言っていても何もわからないし、誰も教えてはくれない、楽しさを体験することもできない、やがて時間だけは過ぎて行き、何も知らないまま人生には終わるときが来る。

嘗ての私もそうであった様に、フライは・・・と思っている貴方がいるかもしれない。


真実はただ一つ「フライフィッシングは難しいのではありません面白いのです。」


それは私にフライフィッシングの楽しさを教えてくれた師匠の言葉であり、私の信念の言葉。

さて、けど けど でもでも やっぱり と言い続ける貴方は、この扉を開ける事は出来ない。

それは、釣だけではなく、日常生活の至る所に実は存在しているのかもしれない、仕事や生き方や人との出会いなども含めてチャンスは、チャンスをつかむ為の準備をしている者だけが掴めるものであると。


同じ釣なら全てをやってみたいと思うのが私という人間なのかもしれないのだが、何時かは何れそのうちにと少し手の届かない棚の上に置いていた釣が海のフライフィッシングだった。

何故ならば、凄く楽しそうな世界だからである。


ところが、それが向こうからやってきてしまうという結果になって、初めてのソルトウォーターフライフィッシングを体験した。


数年前にフライを始めたいと言っていた仲間の一人が、海のフライに最近夢中になっていてフライを教えるつもりが、逆に海のフライを教わる側になるという始末、キャリアに関係なく師弟関係ではくて、仲間として楽しめるという事であるのは、釣の良いところ。

海のフライフィッシングを始めるにあたって、少し練習しておきたいのがフライキャスティング。

横風、向かい風、後ろの壁やテトラ、様々な悪条件でも、キャスティングが出来る事が条件の一つであると私は考えます、これも楽しく釣をする為に。


この冬は7~8回ほどのキャスティング練習の時間を作り、普段使わない高番手のシングルハンドのフライロッドと、最近始めたツーハンドのフライロッドで色々な投げ方を色々とやってきた。

その甲斐があってか、快適にキャスティングが楽しいレベルで遊べている。


キャスティング練習といっても、晴れた人のいない広場でのびのびとロッドを振り、手首や肩の動きをあれこれ工夫するのは楽しい。


釣りよりもスポーツ的な要素が大きく、またマイペースにコーヒーを呑みながらとか、仲間とスマホでキャスティングフォームを撮影しながらとか、楽しみながらやるもので良いと思う。


ラインがしっかりターンオーバーして、ぐんぐん伸びて来たら後はフィールドで試すだけだ。


私の住む九州の自宅からは、有明海、玄海灘、別府湾、何処に行くにも車で1〜2時間くらいだ。

今回は仲間のホームフィールドへお邪魔させていただいた。


フライはわからないのでとりあえず、ワカサギストリーマー的なフライ。

フローティングラインで問題ないという事なので、WF8-Fに8番9フィートのロッド、ティペットはフロロの3X。


3投目くらいでいきなりヒット、というか釣れてしまった。

手のひらに乗る、始めての喜び。

数年後も、この一匹を超える魚を得ることは難しいだろうから、これは記念すべき魚になるだろう。

メッキ、ギンガメアジの幼魚であると、仲間が教えてくれた。


この後、連発で釣れ続け日没までロッドを降り、新しい釣の世界はの扉は開いた。


やはり、フライフィッシングは難しいのではなく楽しいのである。


これから、色々なフィールドと、様々な魚達との時間を積み重ねて行く事が、私の釣りを豊かにしてくれる事になるに違いない。


体験しなければ、そのもの本質はわからない。

踏みとどまる必要など無いのだから。