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ツダ ケイタロウ

発車オーライ。

2016.05.01 09:12

長年通っていただいている、男性のお客様。


最近になり、タクシードライバーという職についたそうな。


月の売り上げランキングが、はやくもベスト10圏外から今月は7位に。(!)


来月はベスト5を目指したい。


との事。


そうやって実績を積み上げていくうちに、はじめは「黄タク」から、売り上げ達成率やランキングにより「黒タク」にグレードアップしていく。(黒タクになると無線の呼び出しも増え、単価の高い顧客を乗れされるチャンスが増えるという。)



『ところで行き先は顧客任せ、最短距離で向かわなければならない状況でどうやって「ランキングを狙う。」ことが出来るのか??』


と僕。


答えはこう。


「とにかく流す。脚を使う。タクシーを求めるであろう場所と時間帯を頭に入れておくようにする。なんとなく走っているのと、目的を決めて走っているのでは1ヶ月で大きな差が出る。」


いわゆる「タクシー乗り場」で待っているだけではある程度安定はするが他との差別化はできない。


上位にいる人は毎月だいたい決まっていて、「乗り場待ち」の人はやはりそうはならない。


(乗り場での待ち時間を運転の休憩時間にあてる場合もあるので一概にはいえないようだが。)



お客様の入客順を待つだけの美容師。


スタイリストが多いとか少ないとか、アシスタントがどうこうとかをいちいち口にする美容師。


どうでしょうかね?


タクシードライバーさんたちと比べれば個別の指名や、次回のお約束などたくさんの事をやれる環境にあるハズ。



さらには「初乗り料金の値下げ」の話題に。


不確定ではあるが、初乗り400円台になるかもしれない。


それは「潜在需要」の顧客を獲得するため。


「タクシーに乗る」という窓口を広げていくため。


高齢者や障がいを持つ方などが気軽にタクシーを活用できるようにするため。


タクシーの台数も増え、タクシー利用者は減少傾向にある中では得策。という意見が増えつつあるようで。


もちろん単価の減少を懸念する声もあるようだが…。


先の話題の通り、客単価を下げたくなければ自分の足で稼ぎ、自分のチカラで「黒タク」にグレードアップし、自分のスタイルをいくらでも作っていけばいい。


初乗り料金自体はお求め安い価格帯で充分なのでは?


単価の減少を懸念する人達は大概、「ランキング圏外」の人達に多い…トイウコトデ。


やはりどの業界も自分次第。


色々参考になります…ね。