二条尹房の子で奈良興福寺大乗院の門跡であった尋憲による永禄5(1562)年~天正5(1577)年までの自筆の日記。12巻が現存。松永久秀に門跡領相続争いの調停を求めた往復書状写や小五月銭をめぐる郷民との紛争記事など、織豊期における大和国の動静を詳細に記している。 戦国期の様相を伝える日記として当該期の政治・社会・文化などを研究する上で貴重な史料である。
国立公文書館デジタルアーカイブでは、『尋憲記』の写本(原本)が、第1巻~第12巻まで閲覧が可能。
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◆第11巻:
◆第12巻: