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Hayama Sabani Club

ビートルズを呼んだ山

2017.06.17 07:12

座間味レースに向けての練習が佳境を向かえている。

國井艇長指揮の下。

平日、週末を問わず、手綱を引き、エークを握る。

レースへの時間が経つにつれ緊張感が増幅される葉山の海。

残り二週間。残された時間は少ない。

梅雨空予報の明日も早朝よりレースをシュミレート。

僅かな手伝いと、頑張れとしか声をかけられない自身が歯がゆい。

東シナ海に臨めない一抹の寂しさを抱え島を歩く。

早朝5時。通年自身に架したトレーニング。

東京湾を漕ぎ山に登る2時間。

エークを置き山に足を踏み入れる時、

脳裏にビートルズのナンバーが流れる。

晴れの日には。

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band

曇った朝には。

You Never Give Me Your Money

何故か。

私が登るこの山は鎌倉時代の塩王の山。

六浦から続く海の塩を朝比奈峠を越え鎌倉に運ぶ。

現在もその塩の道が残されている。

県立博物館で塩の道を特集した企画展があった。

その中にあった塩王の家系図。

系図をたどると末裔の方はビートルズを日本に呼んだ男。

山を登るときなぜビートルズのナンバーが脳裏に流れるのか理由が解った。

山の頂上から眺めるTokyo Bay

伊藤博文候も愛した眺め。

東シナ海に挑めない悔しさを暫しやわらげてくれる。

塩王邸宅あとの片隅に居を置く自身。

立身出世の地でうだつが上がらなぬ自身が哀しい・・・