アンヘリーノ、ライプツィヒへ
アンヘリーノがライプツィヒへレンタルで放出することが決定。シティは昨年の7月に左SBの補強としてPSVからアンヘリーノを獲得。
ここでアンヘリーノの経歴をおさらい。23歳で出身はスペイン。実はシティが初めてアンヘリーノと接触したのは8年も前のこと。2012年にシティはアンヘリーノと契約し当初はU-18でプレー。そして2014年にトップチームデビュー。その後はローンでチームを転々としつつ経験を積んで2018年にPSVに完全移籍。シティは買い戻す形で2019年の夏にアンヘリーノを獲得することになった。また、同じ時期にシティは主に左SBで活躍していたデルフをエヴァートンへ放出。
ここからは2019年にシティに来てからのアンヘリーノをおさらい。
プレシーズンマッチでデビューするもイマイチ…。試合中にはペップと言い争いする場面も見られた笑。昨シーズンにスタメンを張ったジンチェンコや怪我から復帰したメンディー、同じく今シーズンからシティに加入したカンセロも左でプレーすることもありシーズン序盤は全くと言っていいほど出番がなかった。
しかしシーズン途中からちょくちょく出番が増え始めリヴァプール戦ではスタメンに抜擢。その後は再び出番が減りカップ戦での出場が主になっていた。
プレシーズンでのアンヘリーノの課題はボール捌き。シティの左SBはジンチェンコやデルフなど本来ボランチの選手が務めてたこともありパス回しの面でかなりのレベルの高さが求められでたと思う。さらにポジション争いには突破力のあるメンディーがいてアンヘリーノは差別化に苦しんだはず。
あとアンヘリーノにはフィジカル面での課題もあったと思う。プレミア勢の前線にはフィジカルのある選手が多い。ジンチェンコにも言えることだけど上背のないSBがいると相手チームは単純なロングボールを入れ出す。今シーズンのエヴァートン戦が良い例でその試合、左SBに入ったのはジンチェンコなんだけどエヴァートンの右リシャルソンで単純なロングボールを入れてきた。エヴァートンはその試合5本のコーナーを獲得。エデルソンの好セーブで失点こそなかったもののシティはかなり危ないシーンが続いた。
冬の移籍市場はペップが示唆していた通り誰も取ることなく、アンヘリーノの放出のみとなった。
しかしシティにはシーズン前半のほとんどを怪我で出場できていなかったラポルテとザネが帰ってくる!!!これはどんな選手の獲得よりも大きい!
リーグ戦の巻き返しは苦しいかもしれないけどCL、FA、カラバオ杯が残ってる。カップ戦でトロフィー獲得を目指して欲しい。