Yukie's Aroma Story〜2月〜
2月のアロマのお話しは、オーストラリアの先住民アボリジニの万能薬として使用されていた"ユーカリ"をご紹介したいと思います。
アボリジニはユーカリを感染症や、熱冷まし、傷口の手当てなどにも使っていました。
ユーカリはオーストラリアが原産国ですが、今は世界中で栽培されており、種類も1000以上はあると言われています。この中で一般的によく知られ使われているのはユーカリ・グロブルスとユーカリ・ラディアータ。
品種が異なるので、成分も若干異なり、グロブルスはユーカリ精油の代表とも言われ、強い香りと強い抗菌作用を持ち、刺激も強め。
一方ラディアータはユーカリ精油としては最も刺激が少ないとされ、子供やお年寄りでも安心して使うことができると言われています。
しかし皮膚や粘膜に与える刺激も大きいので肌が弱い人などは扱いに注意が必要です。
さて、心と身体への効能ですが
ユーカリはのど飴などにも使われることが多いように、呼吸器系の不調にとても良いとされていて、喉の痛みなどの気管支のトラブルを改善してくれたり、呼吸を楽にしてくれるなどの作用があります。
また、抗ウイルス作用や殺菌作用もあり、風邪の予防や炎症を抑えるのにも効果的。痰を除去したり、鼻づまりの緩和にも役立ちます。まさに風邪を引きやすい冬に頼もしいアロマですね。
優れた殺菌作用と炎症作用があるため、これから始まる花粉症シーズンにも強い味方に。
市販の花粉症対策のアイテムでもユーカリは多く使われています。
この殺菌作用や炎症を抑える効果は、
スキンケアにも有効で、ニキビや虫刺されなどを改善してくれます。フケやかゆみなどの頭皮ケアにも良いとされています。
心への効能としては、身体への効能にもあったようにユーカリは喉の不調に最も良いとされているアロマで、第5チャクラ、スロートチャクラ(喉のチャクラ)のアロマと言われており、言いたいことが言えず、いつも言葉を飲み込んでしまう人や、言いたいことがあるのに、なかなか言えない時、楽観的な考え方ができず、つい自分を追い詰めてしまい、精神的に煮詰まってしまった時、緊張や緊迫して呼吸が浅くなってしまう人、社会や家庭環境などで圧迫感を感じたり、息苦しさを感じ、解放感を求めている人に良いとされています。
シャープで爽快感のある香りは、頭も心をスッキリし整理し、落ち着かせてくれます。
使い方としては、呼吸器系の不調の場合は、お湯に一滴垂らして蒸気を吸ったり、風邪予防に部屋にディフューズしたり、抗菌殺菌作用がありユーカリと相性の良いティーツリーとブレンドしてルームスプレーを作ったり、頭皮のフケや痒みが気になる方はお使いのヘアケア製品に数滴混ぜて使うのもオススメです。
今月も読んで頂きありがとうございます。
アロマはナチュラルな感覚を思い出したり、自己治癒力や免疫力を高めるお手伝いをしてくれます。まさに自然からのギフト。
どうぞアロマを普段の生活に取り入れて、本来のあるべき健康的な感覚を思い出していただければと思います。
アロマの力で、少しでも皆様の笑顔と健康と幸せ溢れる毎日のお手伝いができますように。