「大津敏男漢詩碑」。
2013.09.25 03:40
(あしあと その56・中央区の47・北海道神宮の3)
「北緯50度日露国境画定標石」の隣にあるもう一つの碑は、黒御影の石板に漢詩が刻まれたもので、そこには
「冱寒飢餓幾酸辛 面志従容不失真 春節欲來残雪皓 孤梅含蕾待其人
昭和二十八年十二月 於東舞鶴客舎 大津無外 第十五代樺太庁長官 大津敏男氏遺墨」
と記されています。
第15代樺太庁長官の大津敏男氏は、'43年7月-'47年11月の間務めた最後の長官です。