第二回目マネジメント向けパーソナルトレーニングのログ -役割編-
こんにちは。
CyberLiG代表の夏川です。
本日は前回に引き続きサイバーエージェント取締役(人事管轄担当役員)曽山さんのマネジメント向けパーソナルトレーニングを受講させていただきました。
今回も学びをアウトプットし、ログとして残していこうと思っております。
前回に引き続き、お時間をくださった曽山さん、本当にありがとうございます。
<おさらい>
まず成果を出す3つの習慣とは、下記の3つができている状態でした。
①いい目標
②いい役割
③いい評価
第一回目は①の"目標"に絞った回でしたが、
今回は②の"役割"に絞った回になります。
<POINT>
-いい役割とは?-
「いい役割とは」なんだと思いますか?
私が出したのは
・役割に唯一無二の責任がある状態
・分掌化できている状態
でした。
では、結論を...
いい役割とは
「本人が胸を張って説明出来る役割」
です。
「何の仕事をしているの?」と聞かれた時に、"自分が何をやっているか誇らしく話してくれる状態"。
これが胸を張って説明できる役割を与えたということです。
曽山さんからお聞きした話では、「どんな仕事をしてるの?」とNASA清掃員に聞いたところ「私の仕事は人々を宇宙に届ける手伝いをしている」という逸話があるそうです。
その時ふと思ったのですが、
よく聞くディズニーの清掃員さんに「何をしてるのですか?」と聞くと「夢のかけらを拾ってる」と答える話しにあるように、一人のキャストとして「夢の国を作っている」のような壮大な役割を思い出しました。
では、どうすれば胸を張って説明してもらえるようにあるのでしょうか?
これはサイバーエージェントにいる私としてはよく見る光景なのですが、
ビジョンプレで
<責任者宣言>
をしてもらう!ということが
<自分ゴト化>
につながるとのことでした。(責任者宣言させる=肩書きでもいいので責任をもたせてみることが大事!)
そして「自分ゴト化」できる人は、「自ら決断」ができるのです。
-組織図-
本パーソナルトレーニングを受けて、割愛した部分もあるのですが、
最後のお題は組織図に関してでした。
私と取締役の馬場とそれぞれで
現状の組織図と3年後の組織図をそれぞれ書きました。
唐突ですが、皆さんはどう書きますか?
私は現状の組織図は"事業部ベース"で書いていたのですが、
3年後の組織図は”バイネームベース”で書いておりました。
ここで教わった「組織図」を作る鉄則が下記になります。
POINT:『箱から作れ!』『人から作るな!』
WHY:人がベースの組織図では、100倍の成長をイメージできない。
人の成長より組織の成長の方が早い。
人が先にきていると、組織が大きくなったときに困る。
と、言った理由です。
また、LiGならではの課題でもあるのですが、非常に事業の兼務が多い。
組織図はシンプルである方がよく、兼務が多い組織はワークしない。
というのも鉄則でした。
ここでもらった宿題が、
・再度現状の組織図を作る。
・3年後の組織図を作る。
です。
特に、「3年後の組織図を作る。」は逆算して今の組織設計が出来るため、組織の拡大に関して、いつどんな手を打つのかの議論がしやすくなります。
第二回は以上です。
実は第一回を終えた後、相当組織に対して考え、馬場と議論していたのですが、
まだまだ考えきれていなかったと今回のワークを通して大反省しました。
これらの学びをまた一ヶ月実践し、第3回のトレーニングや今後の事業につなげていきたいと思います。
また、第一回で学んだことで、この一ヶ月大きく組織が変わったイメージがあります。
トレーニングである全3回が終わった後、組織の成長過程についても触れていこうと思います。
ありがとうございました。