「種畜場家畜房跡」。
2015.11.06 14:10
(あしあと その283・南区の88・真駒内の15)
真駒内上町の住宅街にある真駒内めぐみ公園。遊具が並ぶその脇に、「種畜場家畜房跡」の説明板が建っています。
説明板には、
「種畜場家畜房跡
わが国の家畜房としては、札幌農学校に建設されたものに次ぐもので、明治10年(1877)に完成しました。房中の井戸には風車装置が取り付けられており、上層に干し草を貯蔵し、中層は牛舎、下層は豚舎にされていましたが、明治34(1901)の落雷により焼失してしまいました。」
と記されています。
種畜場は、アメリカから招へいされたエドウィン・ダンによって発展し、札幌における農業や牧畜の基盤を築きました。