「馬頭観世音碑」。
2016.08.28 11:40
(あしあと その385・南区の127・小金湯の4)
小金湯天満宮の社殿に向かって右側には、馬頭観世音碑が建てられています。
札幌軟石で造られた台座の上に、三面八臂(顔が3つに腕が8本)の観音像が浮き彫りにされた石碑が置かれています。なぜこの碑が馬頭観世音なのかというと、観音像の真ん中の顔の頭部に、馬の顔が刻まれていることでわかります。
碑の背面には、「昭和二十五年五月二十五日 豊滝第三部落 一同」と刻まれています。
この碑が建てられた昭和25年当時は、小金湯はまだ豊滝の一部であったことがうかがい知れます。