「韓國人殉難者之慰霊碑」。
2016.08.29 14:25
(あしあと その386・西区の2・平和の1)
西区にある平和の滝の駐車場の一角に、ひときわ目立つ巨石の碑が建てられているのがわかりますが、これは「韓國人殉難者之慰霊碑」です。

巨大な碑の碑面には、「韓國人殉難者之慰靈碑」と大きく刻まれ、その左に小さく「大韓民国居留民団北海道本部 団長 南元 撰書」と添えられています。

碑の背面には、ハングル語が混じった漢文が刻まれています。

この慰霊碑は、第二次世界大戦において、日本軍の命により強制的に道内の炭鉱で労働を強制されて亡くなった韓国人の霊を慰めるために建てられました。建立された当時は、まだ終戦から15年ほどしか経っていなかったことから、日韓両国の国民感情が合わず、建立地が二転三転したそうです。そういった中で、仏教団体の会長を務めていた韓国人聯盟団長の南氏が、豊平にある古刹の経王寺の住職に相談した結果、最終的に同寺の別院である大平和寺の修行道場が近くにあるこの地に建てられることになったそうです。