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Tak's Ownd

Walter's first recording in USA was "Emperor".

2020.02.04 07:25

1939年、つまりワルターさん63歳でナチスドイツから逃れて、オーストリア、スイスなどを経由して65歳の1941年(日本では太平洋戦争開戦の昭和16年)にコロンビアレコードと契約を結び、ニューヨークフィルの前身であるThe Philharmonic-Symphony Society of New Yorkを指揮して録音を開始しました。

最初の録音はベート・ホーフェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」ピアノはついこの間亡くなったピーター・ゼルキンさんのお父さんである、かの、ルドルフ・ゼルキンさんでした。このときルドルフ・ゼルキンさんなんと38歳!

この録音を聴く限りSP盤からの復刻ではなくモノーラルですが、アナログテープ録音だと思われます。1962年に85歳で亡くなるまで約20年に渡り貴重な録音を残していただいたワルターさんと当時の最新技術で録音を残してくれたCBSに感謝、感謝です。