「手稲村道路元標」。
2018.11.25 05:30
(あしあと その682・手稲の8・手稲本町の3)
手稲コミュニティセンターそばの空き地に集められた三基の碑の3つめが、「手稲村道路元標」です。
台座の上に置かれた一番小さな石碑ですが、碑の碑面には、「手稲村道路元標」と刻まれています。
碑の背面には、「昭和七年建設 北海道廳」と刻まれています。
台座の正面にはブロンズ製の銘板が貼られており、そこには
「手稲村道路元標
この道路元標は、北海道及び手稲村の道路の起・終点として、昭和七年に初めて設置したが、数度にわたる庁舎の移転改築により、昭和六十年九月に改めて、この地に再建したものである。
なお、この元標により、おおむね北東五十度四十分の方向二百七十メートルの地に、最初の位置を明示してある。
札幌市」
と記されています。
碑の脇に建てられた説明板には、
「手稲村道路元標
北海道及び手稲村の道路の起点、終点として、昭和7年(1932年)に初めて設定されたものです。その後、数度にわたる役場庁舎の移転改築によって元標も移転しましたが、昭和60年(1985年)9月に改めてこの地に再建されました。」
と記されています。